TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

英語の偏差値60以上を突破したいなら、意味だけでなく文法的に考えないとダメ①

英語の偏差値を60以上にしたければ文法で考えないとダメですね。偏差値50台以下の生徒の多くが英語学習は「意味」中心なのです。覚えている単語の意味だけで考えるのです。それもなんとなくざっくりと考えるんですよ。 例えば、He plays tennis well.という…

子供部屋にはカレンダーと時計を

先日、中1の生徒に尋ねたら、自分の部屋にカレンダーがある生徒があまりいませんでした。子供部屋には時計とカレンダーは必須です。あるだけ意識は違ってきます。長期の視点を植え付ける上で最重要アイテムと思います。うまくいけば、「勉強しなさい」と言う…

平均点があるから大丈夫なんて言ってるうちは平均点しか取れない

「平均点があるから大丈夫」「平均点ないからだめだ」生徒たちの間には謎の平均点信仰のようなものがる。しかし、これを気にするのは上位の生徒ではない。平均点前後の学力の生徒である。「良い点数を取りたい」や「上位の学校へ行きたい」と言いながら平均…

稲田塾のこと⑦

先日、ある私学の先生が塾に来られたのですが、その先生が私の前の職場である稲田塾にたへん興味を持っておられて、いろいろ話をしていたのです。稲田塾がなくなって(馬渕教室に変り)随分と経ちました。最近では稲田塾の名前さえ知らない人も増えて来まし…

できる生徒に見られる5つの特徴

できる生徒はもちろん勉強量が多いのですが、それ以外にもはっきりとした特徴が見られます。私が普段から見ているできる生徒の5つの特徴をまとめてみます。 ①教科書をよくみている 問題を解いていて分からないことがあれば、まず教科書を確認します。どこに…

今はつまらないことで盛り上がっていますが…

先週のことですが、小6に少し難しい算数の問題を解かせていました。 その時の様子は次の通りです。 生徒:わあ、難しそう…見たことないな。 先生:黙ってやりなさい。 生徒:ホンマに難しいやん。全然わからへん。何これ、ナニコレ珍百景やん、ホンマにナニ…

中間テストの仕上げ

勉強は仕上げが大切です。ワークをやっても身につているとは限りません。覚えたと思ってもいつまでも覚えているとは限りません。間違えた問題にも再トライしなければなりません。ですから、テスト直前はこの仕上げの時間がどれだけ取れるかが物を言います。…

本日の授業/10月10日(土)

台風は南にそれてくれましたので暴風警報は発令されず、大きな心配はなくなりました。雨も穏やかになりつつあります。大雨警報が出ていますが(11:50現在)、本日は予定通り中学生の授業を行います。しかし、ご家庭付近の安全状況を十分にご確認の上、気を付…

中学生になるまでに身につけたい力③

それは言うまでもなく記憶力・暗記力ですね。小学校と中学校の勉強の違いの一つは求められる知識の量です。中学生の勉強はとにかく覚えるべきことが多い。おどろくほど多いのです。英語や社会科などはその代表的教科ですが、実は実技教科も暗記がたいへんな…

中学生になるまでに身につけたい力②

伸び悩む生徒の特徴の一つとして見られるのが、分からない問題を見るとすぐに諦めてしまうということですね。思考を要する問題、ややこしい設定の問題、いくつかのステップを経る問題などです。こういう問題になると驚くほど諦めるのが早く、すぐに解答を見…

中学生になるまでに身につけておきたい力

中学生になるまでに身につけておきたい力の一つは「漢字力」だ。この漢字力が学力全体を支えていると言っても過言ではない。どの教科も学習内容が高度になると専門用語が増える。国語だけでなく社会・理科でも結構難しい言葉が増える。たとえば、歴史で登場…

そんなこともできないで中学生になってはいけない

中学生に理科を教えていて驚くことが、比をきっちりと理解している生徒が非常に少ないことですね。もちろん、上位の生徒は良いのですが、2番手以下の生徒になると全く分かっていないと言っても言い過ぎではないのです。比は小6で学習するのですが中1の1学期…

奈良県令和3年入試の定員発表

9月30日、令和3年度公立入試の定員が発表になりました。 詳しくはリンクを確認してください。 http://www.pref.nara.jp/secure/235624/R3bosyujinin.pdf 気になっていたのは、令和3年の開校が見送られた県立大学付属高校の定員分がどうなるのかとう点ですが…

見直しできなかったという言い訳

テストの得点が悪い生徒に理由を尋ねると「ちゃんと見直しをしていませんでした」あるいは「見直す時間がありませんでした」という返答がたまにあるのですが、これはおかしいですよね。何がおかしかというと「見直し」がいったいどういうものなのかを分かっ…