TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

2016-01-01から1年間の記事一覧

こんなんひっかけ問題や!

自分ができなかった問題に対して「こんなんひっかけ問題や」という生徒は多いですね。そして、そのあとに続く言葉は「先生はずるい、せこい…」という具合です。そして、実際には言いいませんが、『僕は悪くない。引っ掛けるほうが悪いんだ…』という言葉が生…

2016年の授業も終わり

本日で今年の授業は終わりです。ついこの間2学期の中間対策が始まったと思っていたところだったのですが、気がつけば年末です。どたばたと本当に早いものですが、毎年そんな感じで2学期が過ぎ去ります。そして、正月休みが過ぎると入試が始まりますから、…

意識の高い生徒

クリスマスプレゼントに電子辞書をもらった生徒が何名かいるのですが、大喜びなのですよ。電子辞書をもらって喜ぶ小学生、中学生って意識高いですよね。本当にすごいことですよ。その喜んでいる様子を見ていると私も嬉しくなってきます。そして、電子辞書を…

折り紙を折らせたい

プリントをきっちりと折れない生徒は結構見かけます。特に男子ですね。そういう生徒は全体的に雑で、文字も乱雑、言うまでもなく成績も普通またはそれ以下であることが、珍しくありません。ちょっとしたことが面倒に思うのですよね。プリントの角を合わせて…

Easy come easy go.

www.youtube.com 随分と昔の歌ですが、当時は大流行でしたね。この年齢になるとこの歌詞の理解も深まってきます。ご存知の通り、Easy come easy go.とは「悪銭身につかず」訳すのが一般的ですが、なるほどって感じがしますよね。「悪銭身につかず」は不正に…

クリスマスプレゼントについて

いいですよね。プレゼントを貰える子供は幸せですよね。一年のうちでは最も楽しみにしている日の一つでしょうね。しかし、実は親の方も幸せですよね。愛するものにプレゼントを贈れることほど嬉しいことはないですからね。親は子供の笑顔が見たいですし、喜…

英数の先生が揃っている塾ってそれほど無い

意外に英数の先生が安心できる塾は無いかもしれませんね。英語か数学どちらかは安心だけど、もう一方はイマイチというのは多いと思います。下手すると担任は社会で英数は両方共ダメというケースもあるかもしれませんが、こうなると詐欺に近いですね。また、…

高校へ行ったら一人で勉強ができる生徒になって欲しい

標題のように思って小学生・中学生を教えている塾の先生は多いですね。高校生になったら先生に頼らなくても、わからないことは自分で調べて、参考書もしっかりと読み、試験前には計画をしっかり立てて、ノートも美しく、答え合わせもちゃんとして、何度も反…

サンタコスチュームは要らない

この時期は店に入ればクリスマス飾りがあり、クリスマスソングが流れ、店員もサンタコスチュームで接客するのが当たり前になっていますね。確かにクリスマスムードは高まりますけどね。サンタコスチュームは不要だと思います。正直似合っていない人もいます…

中3になって高額になる塾

「◯◯対策講座」 「◯◯高校合格講座」 「◯◯特訓」 このような名前をつけられた特別講座があるとまともな受験生は文句を言わずに受講します。入試が近づくにつれて親も生徒も「藁にもすがる思い」になりますらね、多少高額でもお金を払ってくれるものです。しか…

あと一ヶ月欲しい…

入試が近づいてくると「もっと時間が欲しい」と思うのは当然のことですよね。どんどん不安が大きくなりますし、「あれもこれも…」と思うようになるものです。そして、入試2週間~10日前くらい前になると、「あと一ヶ月あれば…」と思うでしょうね。しかし…

All3で諦めてはいけない!

どれだけ頑張っても通知表の評価に「3」がつき続くとやる気も落ちるものです。特にALL3だとホンマに力が抜けますし、高校進学について絶望的になってしまいがちです。そして、早いタイミングつまり中1や中2で勉強に力が入らなくなり部活に傾いてしまう生…

通知表の3の範囲について

中学校の通知表はご存知のように5段階絶対評価です。絶対評価ですから基準を満たせば相応の評価がいただけます。相対評価の時代はどれだけ頑張ってもふさわしい評価を得られない状態だったのですが、それよりは随分と改善されています。しかし、気になるの…

650記事突破!

なんとこのブログも650記事を突破しました!(盛り上がってるのは本人だけですが…)本当に、どうでもいいことからどうでも良いことまでダラダラと書き綴ってます。おそらく、廃刊寸前の不人気雑誌のコラム程度の読み応えはあると思っているんですが、少し…

質問の順番が回ってこない…

これから入試が終わるまでは生徒の質問数が驚くほど増えます。赤本を始めると難易度が上がるので、当然のことであります。というのも、赤本の解説は適当過ぎるからどうしても先生に頼らなければならないのです。 さて、それはいいのですが、大きな塾ではこの…

答えをなくしてしまう生徒から思うこと

問題集には普通、別冊解答がついていますが、答え合わせをした後、その別冊解答を元に戻せない生徒がいます。元に戻すとはその問題集に挟み込んでおくということで、極めて単純でなんでもないことなのですが、どうしてもできない生徒がいるのです。そして、…

冬期講習生募集中です。

現在、進学塾teTsuでは、冬期講習生を募集しています。一緒に頑張れる仲間を募集しています。冬休みはそれほど長くないですから、大したことが出来ないかもしれませんが、ほんのちょっとしたことがきっかけで勉強に対する考え方が変わるかもしれませんし、や…

質問力の高さと質問する意味

できる人は大人も子どもも質問力が高い。質問力が高いというのは、質問をする回数が多いだけではなく、質問が上手であるということ、また、的確な質問ができるということである。だいたい、下手な生徒は「先生、質問があります」と言ってやってくるのまでは…

I was born to love youを授業で聞く

不定詞の学習をするとき、あの名曲、クイーンの「I was born to love you」を聞かせたくなる英語の先生のほとんどがオーバー40であることは言うまでもない。私もこの曲は好きだから、よく生徒に紹介してやる。しかし、正直たいした内容の歌ではない。という…

面白い問題

中1のWinPassという塾用の教材に収録されている問題です。 これが、初見ではなかなか難しいのです。しかし、求められる解答は大したレベルではありません。 次の2つの英文がほぼ同じ内容になるように( )に適する語を書きなさい。 He is her son. She is …

親子間で勉強を教えるのは良くないのか…

まあ、親子で勉強を教えるとろくなことはありません。どうしてもお互いが感情的になってしまいますからね。ついつい言ってはいけない言葉を言ってしまったり、誰かと比較してしまったり、それを聞いた子どもがまた腹を立てて、言うことを効かなくなったりし…

なんか余裕ない大きな進学塾

なんか大きな進学塾って余裕がないのですよね。特に最上位を目指すような塾はそれが顕著です。いろんなことがきっちりと決められているのは、安心感があるように思えるのですが裏を返せば余裕がないのです。融通が利かないのですよね。あらゆことが目標の合…

クリスマスは嫌いですが、クリスマスソングは好きです。

気がつけば12月に入っており、世間はクリスマスモードですね。塾の先生にとってこの時期は、仕事の忙しさと世間の浮かれ具合が対極にあるのでどうしても好きになれません。家族とゆっくりとクリスマスを過ごした記憶は無いですね。というかこの時期はほと…

生徒は本当に忙しいのか…

宿題を忘れた生徒に、理由を尋ねると「忙しくてできませんでした」という返答がたまにあります。中には厳しい部活に所属している生徒もますが、わずか30分程度の宿題が出来ないほど忙しいなどありえませんよね。また、「忙しい」とはどういうレベルなのか…

塾のカリキュラム

大きな塾は達成別の複数クラスを持っています。レベルに合わせてカリキュラムも教材もテストも変えるべきなのですが、実際はそんな煩雑なことはできません。また、クラスを上げ下げするためには全員が同じ勉強をしないといけないのです。別の教材やカリキュ…

時事問題と校長のあり方について

定期考査で時事問題が出題されるのは今に始まったことではないですが、定期考査の性格を考えたら、時事問題の出題は不適切ではないかと思います。授業で十分に扱っていれば良いのですが、何の指導もなしに出題するのでニュース番組を見たり新聞を読むように…

塾の教材について

ほとんどの塾は塾専用教材を使っています。これがまたよくできていて、市販のものとは全く違いますね。何が違うかというと、問題数の多さと解説の充実ですね。また、経験のない先生でもある程度の授業の質が維持できるようになっていますら、本当にすごいで…

形容詞は名詞を修飾、副詞は名詞以外を修飾する

「形容詞は名詞を修飾、副詞は名詞以外を修飾する」という名フレーズがある。今やどの先生でも使うようになったので、業界的には新鮮味が薄れてきた。それにしても、これは見事に本質を突いた美しいフレーズである。こういう言い回しが自然に出ると「おっ、…

1+1=?

実は1+1の答えは実はいろいろあって、人によって違うものです。 だいたい、以下のようになるでしょうか。 ・1+1=2:普通の生徒 ・1+1=2くらい:一部のできない生徒 ・1+1=本当に2なのか?:だいぶと賢い生徒 ・1+1=2以上:敏腕のビジ…

教師の犯罪

残念ながら、教師の犯罪が跡を絶たない。本当に頻繁にニュースを賑わせる、特にセクハラや児童ポルノに関する事件が多いような気がする。これだけ、頻繁に起きるということは何かがおかしいのである。然るべき責任のある人間はそれに気がついているだろうか……