伸び悩む生徒の特徴の一つとして見られるのが、分からない問題を見るとすぐに諦めてしまうということですね。思考を要する問題、ややこしい設定の問題、いくつかのステップを経る問題などです。こういう問題になると驚くほど諦めるのが早く、すぐに解答を見たり、だれかに尋ねたりする生徒がいます。問題をしっかりと読むこともなく諦めている場合さえありますね。問題文や図・グラフなどからヒントや手掛かりを探したり、そのヒントで試行錯誤をして、問題を一つ一つ解決するようなことが極端に苦手というか、面倒くさがるのですよ。これではいつまでもできるようになりません。小学生のときは問題がなかったのに中学生になって急に伸び悩む生徒はこの力がないことが原因の一つだと思います。
思考というのはトレーニングですし経験でどうにでもなります。ですから、小学生のうちから様々な思考を経験し、ある程度トレーニングをしておく必要があります。そして問題解決経験を積み重ねておく必要があるのです。一問一答的な単純なことばかりではなく答えを導き出す経験を積んでおくべきなのです。その成功体験が少しでもあると、思考力・思考忍耐力に繋がります。
なかなか気軽にトレーニングをするのは難しいのですが、パズルなら大丈夫です。算数の問題はやる気にならないですが、パズルならハードルは低くていつでも気軽にトライできます。親子でも楽しみ競うことさえ可能です。いろいろなパズルがありますが、種類の違う物、難易度の異なるものを2つ3つはリビングにおいておくといいでしょう。しかし、焦ってはいけません。効果が出るのは少なくとも数年後ですからね。親が忍耐を忘れてはいけません。
👇👇👇これもいいです。
なるべくスマホを用いない方がいいでよ。
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