「平均点があるから大丈夫」「平均点ないからだめだ」生徒たちの間には謎の平均点信仰のようなものがる。しかし、これを気にするのは上位の生徒ではない。平均点前後の学力の生徒である。「良い点数を取りたい」や「上位の学校へ行きたい」と言いながら平均点しか見ていない。本気ではないのだ。なぜか？一つは80点以上をとる勉強がどういうものかわからない。これは多くいるだろう。それともう一つ、単にしんどいからだ。80点以上を取る勉強はたいへんだ。かなりしんどい。ルーズな勉強が許されないのだ。だから、いい得点を取りたい、成績を上げたいと思っていても、徐々に力を抜いてしまい、いつものような平均点を取る勉強になってしまう。平均点を取れればいいという勉強は楽である。完璧に覚えていなくても、小テストで満点を取らなくてもかまわない。わからない問題をいくつか放置しておいても大丈夫。ルーズで適当な自分には向いているのだ。心地よいぬるま湯から出れないのだ。だから、こういう生徒は万年平均点である。
常に高得点を取る生徒は平均点などは気にしない。平均点より高くて当たり前だからだ。そして、高得点を取ることに必死になっている。熱意が半端ないのだ。完璧にやるしとことんやる。最後まであきらめずに何度もやる。何度も何度も繰り返す。執念深く勉強するのだ。だから、平均点が取れればいいという生徒は絶対に勝てない。そういうものである。
中間テストも終わりました。平均点がどうだという話はやめて本気で高得点を目指しましょう。本気でね。
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