それは言うまでもなく記憶力・暗記力ですね。小学校と中学校の勉強の違いの一つは求められる知識の量です。中学生の勉強はとにかく覚えるべきことが多い。おどろくほど多いのです。英語や社会科などはその代表的教科ですが、実は実技教科も暗記がたいへんなのです。あるいい社会科や英語より厳しいかもと思います。ですから、暗記力というのは学力を決定づける大切な力なのです。数学ができても暗記力が弱ければ総合力ではたいへん弱く上位校への進学は苦労します。逆に数学の力が平均的でも暗記力がしっかりしていれば、中2くらいまでは優位性を手に入れるが可能です。やる気も簡単に失うことはないでしょう。それほど暗記力・記憶力は大切なのです。ですから、小学生のうちにこの力をできるだけ鍛えておきたいのものです。
しかし、なかなか中学生並みの記憶力が簡単に手にはいるわけではありません。鍛えることはできますが、目的や目標が不明瞭だと極めるのは困難なことです。適度なプレッシャーを与えることも実は難しいのです。ですから、大切なことの一つは慣れておくことです。一定期間にたくさんの知識を暗記するという経験を積んでおくことでもいいのです。その経験があれば、中学生になって暗記が迫られた時に力を発揮しやすくなります。何事も慣れるということは本当に大切です。
もう一つは勉強以外のことで暗記を鍛えることですね。こっちの方が楽で驚異的な暗記力を発揮しやすいのです。自分の趣味や好きなことの知識を片っ端から覚えていくのです。サッカーが好きならば、サッカー選手のデータ片っ端から覚え、チームの勝敗成績やスポンサーに関する知識なども覚えるのです。こういうことは驚くほど社会の勉強にもなりますから、単に暗記力を鍛えるというだけではとどまりませんから、なかなかの財産になってくれます。もちろん、好きな漫画のことでもいいですよ。ポケモンの種類と進化を覚えるだけでも相当なものだと思いまうす。ポケモンはなかんか論理的ですからきっちりと覚えると良いと思います。
とうことですから、今の小5小6の生徒は是非意識的に活動してください。塾に通わなくててもこれがきっちりできていれば武器となってくれます。
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