TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

親子間で勉強を教えるのは良くないのか…

 まあ、親子で勉強を教えるとろくなことはありません。どうしてもお互いが感情的になってしまいますからね。ついつい言ってはいけない言葉を言ってしまったり、誰かと比較してしまったり、それを聞いた子どもがまた腹を立てて、言うことを効かなくなったりして、もうたいへんです。下手したらたいへんな長期戦の親子喧嘩に発展する危険性もあります。では、どうするか。簡単です。親子間では勉強を教えないようにすればいいのです。基本的に親子間で勉強を教えるのは無理なのです。実際、私も何度か我が子の勉強を見たことがありますが、ダメでしたね。うまくいかないのですよ。やっぱり感情的になってしまうのです。ですから、基本的にほったらかしています。そんなものなのです。

 

ちなみに親がよく言いそうなことはこんな感じですね。

・「何をしているの?早くしなさい。」

・「どうして、こんなこともわからないの?」

・「違うでしょ、何度言ったらわかるの?」

・「お兄ちゃんは、これくらい普通にできたよ。」

・「◯◯君(友達)は言われなくてもやってるそうね。」

どれもこれも子どもにとっては腹がたつのですよね。

 

また、子どもの言いそうなことはこんな感じでしょうか。

・「そんなやり方習ってない。」

・「先生の言ったやり方と違うからダメ。」

・「お母さんの時代とは違うもん。」

・「どうせ、私はあほやもん。」

・「学校の先生の説明がわからへん。」

・「学校の先生、おかしいねん。」

・「問題が難しすぎるねん。みんな言うてる…」

でました、「みんな言うてる」みんなって誰でしょうか?

という具合で、自分を正当化したり責任転嫁したりするというお決まりのパターンです。

 

 やっぱり良くないですよね。こんなやりとりをしている間に親子関係はどんどん悪化しますからね。何も良いことはありません。小学生のときはまだなんとかなるかもしれませんが、中学生になったら親は勉強内容には口出しせずに塾や専門家に任せたほうがいいでしょうね。そして、気になることや問題点は直接先生に伝えて間接的に関わったほうがいいでしょう。

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