TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

好きなことは極めよう

 私は子供の頃は大人が子供に読んで欲しい本(文学系)は全く読まなかったが、好奇心は爆発してたので、「興味のある分野の本」はとことん読んだものだ。とにかく、車が好きだったので、まずは車、当時名前の知らない車はなかったし、そして鉄道に興味が広がり、全国の路線や駅名を覚える。そして、野球もしてたから野球の本や新聞も読んだ。選手の出身地や年俸や打率などのデータもきっちりと覚えた。犬を飼ってる時期もあったので、犬に関する本を読み、犬の種類には詳しくなった。授業を受けた後で天体にもはまったので天体入門や図鑑を徹底的に読んだ。その時の知識はいまだに生きている。ウルトラマンと怪獣も大好きだったのえで関連本や雑誌もとことん読み、テレビっ子だったのでテレビは見倒していた。だから知識は半端なく持っていた。大人をはるかに超える専門知識があったし、語彙力も高かった。その語彙力や知識が勉強にいいように影響していたから、勉強も結構楽しかった。天体などは先生より詳しかったからね。だから、いわゆる文学系を無理しなくて読む必要はないし、好きな分野の知識を本を使って吸収することを経験できていれば大丈夫である。今は、昔より図鑑も発展しているし、何よりインターネットがあるから欲しい知識がいくらでも手に入る。その点は羨ましい限りである。でも、その環境を活かせていない生徒は多い。車好きや鉄道好きの生徒にはよく出会う、でも知識はない。何も知らないうわべだけだ。全然、はまってないのだ。これではダメだ。好きなことも極めらられないで、勉強は無理だ。どういうことんなんだろう…少し残念に思うのである…そういう生徒を見るともやもやする…