TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

日常生活から学ぼう

 先日、中2の理科の宿題で「天気予報を見ること」を宿題に出したんです。というのも塾の授業で「気象・天気」を扱ったからです。この単元で扱われる用語の多くが天気予報で使われているんですよね。それなら授業で初めて聞くんじゃなくて天気予報を見て、言葉くらいは聞いておいてもらった方が、授業に入りやすいし、理解も深まりますよね。もちろん、授業のあとで聞いて復習にしてもらってもいいでしょう。実際にテストで問われる用語は次の通りです。

寒冷前線

温暖前線

停滞前線

・梅雨前線

閉塞前線

・西高東低の気圧配置

シベリア気団

・小笠原気団

・移動性高気圧

・その他

 これらの言葉はすべて天気予報を見ていると、必ず触れられる言葉ですよね。普段から天気予報を見ていると完璧にわからなくても何となくわかってきます。その状態で授業を受けると非常によくわかるのですよ。

 天気予報を見ても明日の天気ところした見ていない生徒がほとんでしょうね。最初から終わりまでしっかりとみて、できたら親子で一緒で見て会話して欲しいですよね。全然違いますよ。

 いかに生活から学ぶかが鍵です。意識の仕方で変わりますし、親もそこに意識をすることが大事ですよ。勉強は机に向かってする「ガチの勉強」と日常生活のなかでする「緩い勉強」の両方が大切なのですよ。できる生徒の中にはこの「緩い勉強」がうまく機能している生徒は多いです。

 

 ところで、中3になると理科では天体を学びます。この単元もかなり難しい単元で授業だけ理解するのは大変なんですよ。全部覚えて理解しようとするやり方では非常に苦しい単元なのです。月や星の動きとその見え方は実際に自分の目で見て経験として理解しておく方がいいのです。授業の説明の聞こえ方が違いますからね。ということですから日ごろから天体観測をしましょう。慣れないと星はどれがどれかが全くわかりません。でも、一つ二つわかりだすと、星空が徐々にわかってきます。惑星がどれかさえもわかってきますよ。そうなると相当楽しいですからね。最初から得点のためで空を眺めないで天体観測を楽しんで欲しいですね。

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