TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

「勉強しなさい…」ではダメ

「勉強しなさい」じゃなくて「一緒に勉強しよう」と言う方がいいかもしれません。「勉強ししなさい」はどうしても偉そうに上からになってしまいます。だから、どうしても子供は反発しますし、なかなか動かないわけですよ。しかも親から言われるとその反発は大きくなりがちです。しかし「一緒に勉強しよう」と言うと優しく響きます。命令ではなくて「勧誘」だから、優しく響きます。子供が低学年の場合は見事に反応が違ってききますね。

 一緒に勉強するというのもいろいろですね。学年にも学力にもよりますが、必ずしもべた付きでやる必要はないのです。子供と一緒員勉強するというのは自分も自分の勉強をする、または作業をするのでもいいですよ。家事をしている間に目の前で勉強をさせるのでもいいわけです。時間を共有して勉強の雰囲気の中に引きずり込めばいいのです。うまくやれば家庭に勉強する雰囲気を作れますし、学習環境を作れるわけで実際に目の前で勉強の様子を見ることもできるわけで、メリットも多いんですよ。

 私たちは塾講師ですから母が「勉強しなさい」と言うよりも「勉強しなさい」と言えば勉強させることはできますが、そんなにうまく行くものでもありません。ですから、あれこれ言葉を変え品を変えてメッセージを送っています。やはり、きっちり伝えて心の底から理解させたいじゃないですか。もうたいへんなわけですよ。面倒くさいでしょ?そう面倒くさいのです。続けているといい言葉に出合うことも、決まる言葉に出合う時もあります。いろいろ継続するおとが大事なんですよ。

 子供の成績は親の関心で決まります。きっちり関心を示すこと、それがこの「一緒に勉強しよう」になるんじゃなんかなと思いまうす。ついつい説教になりがちですが、上手く関心のあることを伝えてあげる。これが大事なのかと思います。

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