読書に対する考えは多くあると思うが、読書をして賢くなろうとか、読解力を身につけようと思わない方がいい。そういうこおを狙って子供に本を与えない方がいい。そんなことを思うから読書がしんどいし詰まらなく感じるのだ。まずは、読書を楽しむことだ。楽しみながら読書を続けて、気がついたら賢くなっていた。語彙も増えた。その程度で十分だろう。しかし、賢くなることは保証できない。個人差は非常に大きいからね。多分、だれにでも言えることは文字を読むことに慣れるから、読書スピードはつくだろう。これだけでもたいへん値打ちもんだ。
とにかく読書は楽しんで欲しい。そのために意識することは次の数点
①好きな(読みたい)本を読む
②長編は避ける
③小説でなくてもよい
④同じものを何度も読む
⑤雑誌や図鑑もオッケー
慣れないうちは20ページ未満の小説でかまわない。(ショートショートでもいい)長ければいいというものではないし、私は長編小説に価値を感じない。短い小説をたくさん読む方がいいに決まっている。芥川龍之介の短編集は大人が読んでも面白いし、名作が多い。
エッセーもいい。人の考え方や視点を学ぶにはエッセーが適している。読みやすいし、共感を得やすい。しかし、ある程度読者の精神年齢が求められる。
好きな物、興味のある分野の専門書でもいい。つまり雑誌や図鑑もオッケーだということだ。これなら気がるにどんどん読める。
こういう読書を通して文字を読みうことに楽しさを感じて学びの楽しさを知ると読書の幅は広がっていく。焦らなくてもいいし、慌てなくてもいいのだ。 読書の目的は読書を楽しむことでよい。
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