TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

その言葉遣いでいいの?

 少し前、次女が教育実習 で1カ月程中学校に行ってたのですが、学校業務の大変さを目の当たりにし、また、実際にその現場で働き疲労困憊してましたね。実習が終わって「学校では働きたくない」と言ったくらいですから、よほどでしょう。学校側が抱える問題、教育実習制度そのものが抱える問題が複雑に交錯し大変さに拍車がかかっているような気がしましたね。

 さて、そんなことよりも気になったのが、次女が「言葉遣いが酷い先生がいる」と言ったことですね。先生同士の会話なのですが、あきらかに人権感覚を疑うありえない言葉遣いがあったようです。(その言葉は伏せておきますが)その先生は全体的に荒っぽい言葉遣いで声も大きく、著しくデリカシーに欠けるというのが次女が感じたところです。どうやらその先生はその自分の言葉遣いにユーモアを感じているようなのですよ。同僚との間とは言え、ユーモアどころか教育者として失格である言葉遣いを教育現場でしているのは恐ろしいことですね。その発言を聞いた側の先生も聞き流しましたから、これもダメです。このデリカシーの無さ、知性の低さが学校の諸問題を引きおこしているのではないでしょうか。明らかに人権意識の低さが露呈いしている言葉を平気で使う先生が生徒の機微に触れることはできません。それどころか、生徒を傷つけてしまうほどの危険性をはらんでいると思われます。いじめが根絶できない理由の一つがこういう点ではないかとさえ思いましたね。

 生徒は先生の言葉遣いに一喜一憂するものです。予想外に落ち込むこともあれば、言葉以上に喜びを感じる場合もありますから、慎重に言葉を選ばなければならないのです。にもかかわらず、この程度の知性とデリカシーの低さでは知らず知らずのうちに生徒を傷つけてしまう危険性があると思います。もちろん、全員がそうではないですよ。知性と教養そして思いやりにあふれる先生もたくさんおられる。しかし、こういうとんでもない先生が存在している環境に疑問を感じるわけですよ。

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