TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

定期考査前に大量の宿題を出したら破綻する

 定期考査対策で大量の宿題を出す塾がある。しかし、それでは学校の宿題ができない。学校は定期考査前に大量の宿題を出す。各教科のワーク、プリント、相当な量になる。そして、それを提出しなければならない。更に、それが内申点に反映される。だからたいへん重要なのである。塾の宿題をしている場合ではない。塾から大量の宿題を出せば生徒は確実に破綻する。そこを分かっていない塾が意外に多い。

 うちの塾は定期考査前は学校のワークをすることを宿題にしている。塾の宿題はほぼ出さない。出したとしても、試験範囲の単語の暗記や基礎知識の暗記に留める。プリントや問題集は学校のワークが完成してからやるようにしている。そして、試験の4,5日前をめどに提出物の完成を目標に進める。提出物が完成した生徒から塾の教材をやり始める。そして、弱点補強や頻出問題演習に入る。それでいい。効率がよくやりやすい。点数も取りやすい。それでいいし、そうあるべきだと思う。

 

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進学塾TETSU/奈良市鳥見町/とりみ通り