TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

子どもの音読を聞くのは親の役目

 教科書を音読する宿題がよく出ますよね。小学生の低学年~中学年によく出されるみたいですね。お母様方もお忙しいところ聞いてあげるのはたいへんなことです。たくさんの家事の合間を縫って聞いてあげることでしょう。正直に言って面倒くさいと思うことはあると思います。でも、これは、たいへん大事な宿題なのです。親はその大切さを十分に理解して、この宿題を聞いてあげるひつようがあります。基本的に、子ども面倒くさがりですから、適当に読む生徒もいます。なかなか漢字の読み方を覚えない生徒もいますし、面倒くさくて、漢字を飛ばし読みしたり、でたらめに読む生徒も意外にいるんです。たんに勘違いしているケースもあるでしょう。音読の宿題はこういうことを発見することに意義あるのです。間違えたら、その場ですぐに訂正するとが大事なのです。早めに見つけて直していかなければ、たいへんなことになりますからね。このまま5年6年と進むと悲惨な状況になってしまいます。当然、こういう生徒は学力が上がりません。国語だけではなくどの教科も低迷するのです。本来、学校はやるべきだと思うのですが、今の学校は無理なので、親がしっかりと見ないといけないのです。ですから、たいへん大切な宿題です。宿題として出される場合はまだいいのですが、音読の宿題が出ない場合は、1か月に一度は教科書を読ませるとをお勧めすします。

 話は変わるりますが、お子さんの漢字の筆順はどうでしょうか?これについては大人でさえ怪しいというのが正直なところですが、実はこれも馬鹿にはできないのです。多少のミスは許容できますが、中には許容できないものもあるんです。漢字は普通は右から左、上から下へ書いてく。その基本原則を無視する生徒がいるんです。左から右へ、書いたり下から上へ書いたりするんですよ。本人は平気なんですよ。学力が低い生徒に見られる傾向です。これも癖がつく前に直しておきたいですね。文字を習い始めの時にしっかりと教えておきたいですし、間違いが見つかる度に修正していきたいです。極端に学力が低い生徒は漢字を読めないし、筆順は滅茶苦茶という事実はいくつも見てきましたよ。

 音読と筆順を確認するだけで、家庭内でもいい指導ができるんです。

 

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