TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

入試前に親ができることは...(再掲)

以下3年前の記事です。同じことを書くのも勿体ないので、再掲しました。

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 奈良県内の私立高校入試まであと19日となりました。益々緊張感が高まる時期ですが、不安なのは生徒だけでなく親も同じです。下手すると、親の方が落ち着かなく情緒不安定にっているケースも珍しくないでしょうね。子供のために何かしてあげることはないか、どんな声をかけてあげればいいのか、などと本当に悩みます。下手なことを言ってしまっては、子供の機嫌を損ねる可能性もありますし、不安を増長させてしまう危険性もあります。かといって、元気がないと放ってはおけませんからね。悩ましいところです。

 子供がちゃんと塾に行きしっかりと頑張っているのなら、基本的には何も言わない方がいいですね。頑張らないといけないことはわかっていますし、大事な時期であることも当然認識しています。勉強のことは塾でもさんざん言われていますからね。そこへ、家でも何度も言われると気持ちは安らぎませんし、確実に悪い影響が現れます。ここは黙って見守るのが一番だと思います。親は大きく構えて「がんばってこい」というだけでいいのです。もちろん、生活するうえで勉強以外の必要なことについてはあれこれ言うべきですよ。そして、返事をしないとか家族の一員としてやるべきことをやっていないとか、大事なことを黙っているようなことは厳しく指導する必要はあります。そこは勉強とは関係ないですし、受験生であろうがなかろうが関係はないですからね。受験生は勉強するのは当たり前ですが、勉強以外のことがすべて放免されるというわけではありませんからね。

 親ができる最も大事なことは食事を用意することですよね。勉強ばかりしている時の一番の楽しみは食事なのです。うまいものが食べられるとやる気が一気に盛り上がるものです。ですから、子供のために何かをしてあげたいと思うのなら、うまいものを食べさせてやることだと思います。ただ、気合を入れすぎると子供がプレッシャーを感じるかもしれないので、ほどほどでいいのですよ。さりげなくがいいと思います。あと、健康への目配せは言うまでもないことです。

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進学塾teTsu/奈良市鳥見町/とりみ通り

高校受験/小5~中3/小学生英語