TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

子供に本を読ませる方法(再掲)

 勉強しない子供に「勉強しなさい」と言って勉強してくれたら、苦労はありません。我々塾の存在意義もありませんよね。そんな言葉では勉強はしてくれません。読書も当然同じです。本を読まない子供に「本を読みなさい」と言っても絶対に読みません。そんなもんです。

 では、わが子に本を読ませるにはどうすればいいか...絶対成功するわけではないですが、「本を読みなさい」と言うよりはいい方法があります。しかし、魔法をかけて瞬時に本好きにすることなど不可能ですから、ある程度忍耐力必要ですし、基本的に長期戦だとお考え下さい。

 

   ①親自身が読書をする

 ②面白い本を紹介してあげる

 ③常にリビングに本をおいておく

 ④書店や図書館に定期的に通う

 ⑤本で読んだアニメや映画を見る

 ⑥読み聞かせてやる

 という具合ですね。最も大事なのは身近に「本がある環境」を作るということです。そして、何よりも親の影響は大きいということです。

 

 子供が幼いのならば①~⑥をじわじわと繰り返しやり続ければ、きっと効果は表れます。子供が既に中学生以上になっていると難しいですが、③の「リビングに本を置いておく」くらいのことは簡単ですよ。ベストセラーになった有名な作品や、タイトルや表紙で惹きつけられれる作品、分厚くなくて仰々しくないものがいいですよね。そういうものをさりげなく置いておくといいでしょう。そして、家族で過ごすときにそれとなく話題にしてみるのですよ。少しづつ反応があるかもしれません。

 最もやってはいけないことは、名作と呼ばれる本を買ってきて押し付けることです。一番本嫌いを作ってしまうやりかたです。一般的に名作と呼ばれるもの、特に古い作品は子供にとっては名作でもなんでもないですからね。大人でもしんどいものが多いですから、気を付けた方がいいですよね。

 しかし、読書には適齢があるんですよ。人によっても異なりますが、読まなくても決して焦らないことです。

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