TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

さあ、復習をしよう

復習は予習よりも大事

 予習も大事ですが、復習はもっと大事です。復習することで理解が深まり学習内容が身につきます。宿題が出されるのは最低限の復習をするためであり、その宿題をしなけば最低限の復習を放棄したことになりますから、せっかく受けた授業に意味がなくなってしまうのです。ですから、宿題は必ずやらなければならないのです。

 しかし、宿題だけで満足してはいけません。やはり宿題のほかに復習の時間を取るべきなのです。最も良いやり方は宿題をする前に復習することです。ポイントを確認して、先生の授業を思い出してから宿題に取り掛かるのです。そうするとスムーズに宿題が進んでいきます。ストレスなく宿題が進みます。そうすると、非常に効率がいいのです。できれば、宿題をした後で復習を入れるのもいいでしょう。どうしても記憶は薄れてしまいます。ですから、しばらく経ってから復習を入れるのはたいへん効果的だと思います。

 

復習時間はどれくらいがベスト?

 復習時間はどれくらいがいいのでしょうか?

 教科にも内容にもよりますが。20分~30分程度でも十分に効果は感じることができるでしょう。それほど長くする必要はありません。極論、5分でも構わないのです。5分を何度も重ねてもいいのです。5分でも何もしなよりはましで、5分でも毎日続けばプラスが生まれます。何もしなければ0どころかマイナスですからね。まずは5分間の復習を始めてみましょう。自分の意志でする5分の復習は強制される30分以上の価値があると思います。

 

 復習は何をすればいいのか? 

 復習のやり方はいろいろですね。5分~10分程度の復習なら授業ノートをしっかりと確認することが最も良いですね。教科書をしっかりと読むこともいいでしょう。意外に教科書の扱いが軽い生徒が多いですが、教科書は大切なのです。国語・英語なら音読することも立派な復習と思っていいでしょう。5分~10分もあれば結構しっかりと読めるものです。数学はやはり問題を解くことをお勧めします。たくさん解けば理解が深まり特に解くスピードが上がりますから、一問でも多く解くことです。しかし、難問一題にじっくり取り掛かることも悪くはありません。最近はYoutubeでも授業動画や勉強に関する動画を簡単に見ることができます。そういう動画を見るのも復習です。このやり方は長時間の復習に発展する可能性があるのです。

 できる生徒はいろいろな復習方法を知っています。いろいろな物も活用しています。復習はたいへん奥が深く、復習は学力を伸ばす基本であることを忘れないでください。ほんの少しの復習が大きな成果につながります。短くても自発的にやる勉強には価値があります。さあ、しっかりと復習に取り掛かりましょう。

 

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