TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

授業進度が異常に速い

  最近、中学校の授業や定期考査などに関して、ネット上で話題に上がることは次の通りです。

   ①授業進度が速い

 ②試験範囲が広すぎる

 ③定期考査の平均点が低い

 

 ツイッターを眺めていると全国の塾の先生方が上記のことを嘆いておられます。実際、私自身も同様のことを目の当たりにしており、なんとも言えない気分になっております。おそらくコロナウイルスの対応が原因の一つになっていると思われますが、あまりにもひどいですよ。これでは学習内容が身につかないどころか、勉強が嫌になってしまいます。生徒自身も授業の速さに違和感を感じている様子がはっきりとしています。実際「むっちゃ適当に進んでいる」と言っている生徒もいますからね。もしかして、授業進度が異常に速いのは今後の可能性のある休校に備えているのでしょうか?この異常な授業の速さに対しては、こう思わざる得ないのですが、それならそれで明言すればまだ納得感はあるのですが、そうでもありません。

 とにかく、今年は異常な状況ですが、だからこそ根本がぶれないようにやらなければならいわけです。「終わらせた」という規制事実のための上っ面の仕事のやり方では意味がないのですよね。このへんについてはしっかりとお考えいただきたいと思いますね。

 

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