職場体験の季節です。毎年のように見るのがぼけーっと突っ立っている生徒です。退屈そうに見ているのですよ。しんどいでしょうね。苦痛でしょうね。たまたまそういう時間だったかもしれませんが、職場体験というからにはいろいろな作業をさせたり、接客に関わらないとだめだと思います。
さて、この職場体験を受けて帰って来た生徒は何を言うのでしょうか。
「ああ疲れた」
「つまらなかった」
「もうあの店最悪」
「仕事なんかしたくない」
それとも
「楽しかった」
「またやってみたい」
「仕事ってすばらしいね」
「大人ってすごいなあ」
いろいろ思うでしょうね。
肯定的なことも否定的なこともいろいろ感じればいいのですよ。
そして、大人の世界をのぞき込み、少しでも興味を持てばいいでしょう。
しかし、帰ってきた生徒がネガティブな感想しか言わないようでは失敗ですよね。
必ずその後の指導が必要です。先生がきっちりと解説してあげないとだめなのですよ。
まあ、それもそうですけど。
職場体験の前に中学校の先生のたいへんさを見せてやるのもいいのではと思いますけどね。先生と生徒は結構長い時間一緒にいるはずなのですが、裏側をほとんど知らないですよね。当然、先生の苦労など意識していません。定期考査の採点や成績をつけること、雑多な書類の処理、授業の準備のたいへんさを知りません。5分で終わる小テストにもかなりの作成時間がかかっていることなど思いもしないですからね。そんな裏側を見せるのも大事なことだと思いますけどね。
ところで、スーパーなどの店舗で職場体験をする生徒には職場体験であることが分かるような腕章や名札を付けるべきですよ。と言うのも、中には中学生に見えない中学生もいますからね。下手したら「なんやこの愛想の悪い店員は…」と思われるかもしれません。
というわけで、職場体験の季節です。暖かく見守ってやりらいものです。
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