TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

教材の紹介②

 学校が休校ですが、出歩くなと言われるし、宿題がたくさん出されるし、子供にとっては嬉しいような嬉しくないような、親にとってもなんの問題も感じない方もいれば、大問題だと感じる方もおられることでしょう。そこで、いい暇つぶしになる教材を紹介します。何時間もつぶせるわけではないですが、30分~60分程度であれば十分に使えます。

 その教材とは「算数と国語を同時に伸ばすパズル(宮本哲也著/小学館)」です。著者の宮本先生はこの世界では非常に有名な方ですね。

 内容は二種類になっていて文章を読み取りをして情報整理をして解答を探すものと、マスの中に条件を満たすように数字を入れていくものです。どちらも分かっている情報を元に試行錯誤しながら推理していくようなもので、大人がやっても十分に面白いですし、意外に難しくて夢中になりやすいですね。解けたときは達成感と爽快な気持ちが待っていますし、退屈な時間を無駄に過ごすより100倍はいいと思います。

f:id:kuri2013:20200303140139p:plain算数と国語を同時に伸ばすパズル 初級編算数と国語を同時に伸ばすパズル 中級編算数と国語を同時に伸ばすパズル 上級編

 これだけあるのですが、私は中級編を使っています。得意な生徒なら中級編は楽勝ですね。値段も安いですから複数買ってみて試してみればいいと思います。これも親子で競ってもいいですよ。

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 この手の頭を使うテキストをやったからと言って頭が劇的によくなるわけではありません。大切なことはいろいろな頭の使い方を経験することですよね。勉強していても意外と頭を使っていない場合は多いですし、暗記だけで解決できる場面が多いですから、このように積極的に思考をする経験は大切なのです。そして、「ああでもないこうでもない」と思いながら、試行錯誤を繰り返すことで思考の忍耐力もついてきますから、答えが出るまで粘り強く考えるというう経験ができることも大事なのですよ。そして思考することが楽しく感じるようになれば儲けものです。

 

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