TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

学校、どうなってるんだ?

 最近よく話題になるのですが、生徒の日傘を禁止する学校があるようです。(推奨すしている学校もあります)理由は「手がふさがって危ないから」ということのようです。いったい何を言ってるんでしょうか…雨傘との違いはどこにあるのでしょう?この異常なまでの暑さを考えれば日傘が無い方が危険と思えるのですが…いったい狙いは何なのでしょうか?誰もが納得できる理由を説明してくれればまだ良いのですが、だいたいは「そういうルールだから」で済まされり、筋の通らな理由でごまかされるのがお決まりになっていますね。

 理不尽な奇妙な校則を始め、昔から学校にはこういう傾向がありますね。学校は集団生活をおくる場ですからルールは大切なのはわかります。危機管理的にもルールを守らせることは必要でしょう。でも、そのルールは学校運営の効率化を主眼に置いたものや、先生の仕事を軽減することが目的となったものではいけません。生徒が快適に学校生活をおくり、生徒の成長を促し、生徒の命や安全を守るためのものでなければならないはずです。ですから日傘を禁止というのは生徒の命を守ると観点が欠如しているということであり、どこを見て学校を運営しているのかを疑ってしまうのですよね。もちろん傍からは分からないこともありますが、それでもおかしな話なのです。

 生徒に日傘を許可することでいくつかの問題もあるでしょうし、もしかしたら危険な状況が発生するかもしれませんが、それこそ教育すれば良いだけのことであり、教育の機会でもあるわけですよ。教師の出番じゃないですか。教師はこういった状況をよろこぶべきだと思うのです。にもかかわらず、ルールでしばり、教育的機会を放棄するなんて、もはや学校とは呼べないじゃないですか。炎天下での部活問題とも合わせて、今の学校へ子供を通わせるのは本当に怖いと思う今日この頃です。

 

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