今朝6:00くらいででしょうか、トイレに行こうと思って起きたのですが、外を見てみると美しい空が見えたので写真を撮りました。眠かったのですが、美しさに目が覚めましたね。こういう景色を見ると、いつも柿本人麻呂の有名な和歌を思い出します。本当に壮大ないい歌ですよね。私は中学生の時、初めてこの歌に触れてから大好きなんですよ。
東の 野にかぎろひの 立つ見えて
かへり見すれば 月傾きぬ
「かぎろひ」を調べてみると次のように出てました。
「かぎろひ」とは、冬の早朝、陽が上がる1時間ほど前に山際が染まっていく自然現象のことである。「陽炎」とも書く。空が少ししらけてき、徐々に黄、橙、赤と変化していくさまは幻想的である。
ということですから、私が見たのは「かぎろひ」ではありませんし、今までも見たことがありません。どうやら、冬のもっと寒い時期に見られるようですし、実際、柿本人麻呂も1月頃にこの歌を詠んだとされています。
この「かぎろひ」を巡ってはいろいろな行事も催されていますね。最近は知りませんが、かつて「かぎろひを見る会」というイベントが話題になってました。また、近鉄の団体貸し切り列車の名前が「かぎろひ」ですね。
(クラブツーリズムのHPより)
それにして本当に朝夕の冷え込みが本格的になって来ました。田んぼは刈り取られ収穫が終わり、竜田姫も機嫌がいいらしく街を歩いていても美しい葉を楽しむことができます。しかし、それは冬の到来がまもなくであることを意味し、つまり受験までのカウントダウンがはっきりと聞こえるようになったということでもあり、寒さもあって一層心身ともに引き締まるわけです。一番の踏ん張り時に差し掛かったわけで気合を入れたいと思います。
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