TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

予習か復習…どっちが大事?

 どっちも大事ですけど、低学年の場合は復習の方が大事ですね。習ったことを確実に身に着けることがとにかく大事なのです。予習もやって欲しいですが、予習って難しいのですよね。もちろん教科にもよるのですが、数学などは苦手な生徒にはしんどいでしょうね。

 では、復習はどうすればいいのか…授業の復習ですから、教科書とノートが必要です。当然、授業で使ったノートです。授業で習った大事なことが書かれているノートです。極論ですが、そのノートを眺めるだけで授業を思い出しますし、ポイントが明らかになりますから、授業ノートは本当に大事なのです。特に、塾の授業ノートであれば、どんな参考書にも書いていないようなことが書かれていたりすることもあるわけですから、ものすごく大事なのです。そのノートを活用してノート内容を覚えること、数学なら問題演習をしっかりすることですね。英語は単語や例文暗記が必要です。この例文暗記が弱いんですよ。単語だけを覚えても仕方がないんです。時間にしてわずか15分~30分程度でも効果はあるでしょうね。一か月でも続くと違いますますよ。

 予習は基本的に下調べ学習ですね。国語だと文を読み知らない漢字や言葉を調べること、英語は単語をしらべ本文の和訳をしておくといいでしょう。社会なども本をしっかり読むだけで予習が成立しますから、5分でもいいのでやってみると授業が頭に入りやすくなります。問題は理科と数学。理科は用語だけでも確認しておくといいです。数学は無理かもしれませんが、少しでも目を通しておくといいでしょう。正直なところ、数学はほぼ無理でしょうね。理科は単元によっては有効です。でも、大切なことは挑戦することです。やっているうちにコツがつかめるものだと思います。まずは、復習を確実にして欲しいですね。そこからです。

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