TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

ある日塾に行ったら知ってる先生が誰もいなかった…

 ある日、塾に行くと知ってる先生が一人もいなくなっていた。いつも習っていた先生が全員いない。事務窓口の人も知らない人。大手塾ではこんなことが普通にあります。珍しいことではありません。予告なしですよ。本当にある日を境に全然知らない塾になってしまうんですよ。ツイッターでも嘆いてる人が結構しますし、うちの近所の塾でも今年の春に起きてました。まあ、そういうこともあるとは思いますが、予告さえないことに驚きます。予告すればしたで、もちろん反発もあるでしょうし、クレームも起きるでしょう。普段は「生徒のため…」「生徒の夢を…」などときれいなことを言ってても、これでは、嘘になる。先生が変わるだけでも生徒に影響はでます。しかも、こんな夜逃げのようなか形で先生が変わるともう、生徒はショックですし、保護者もやり切れません。仮に前よりも良い先生が来たとしても簡単い割り切れるものではありません。

 大手塾は会社ですから、単なる異動なんですよ。会社を基準とした異動です。でも、生徒・保護者が「わかりました」とはならない。「もやもや」と「不信感」が残ります。異動させられる先生もたまったもんじゃありません。現場の先生は生徒のこと考えていろいろな思いを巡らせています。そこへ、突然に「異動」の話が来る。私も大手塾に勤めていたころは頻繁にこの情け容赦ない異動をされました。モチベーションは下がります。

 大手塾ではこういうことは普通にあります。先生も頻繁に変わるものです。ですから、大手塾に通うにはこれに対する「覚悟」が必要です。どんだけいい先生も突然いなくなってしまいます。塾に入るにはこの「異動」を覚悟しなきゃいけないっておかしな話です。生徒のことなど少しも考えていないんですよ。個人塾はこういうことは少ないです。もちろん担当が辞めることはあり得ますが、全員総替えになることはありません。大手塾よりも安定しています。大手塾って安心のイメージがありますが、「どこが?」なんですよ。まあ、中には気にならない方もいますから、その方たちには問題はないと思いますが…それでもこういう企業体質は気になりますよね。

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