現在、期末対策真っ最中ですね。
うちの対策授業のやり方は生徒に勉強をやらせることです。当たり前ですけどね。
試験範囲の勉強をしっかりとしてもらいます。ですから、講義形式の授業は少ないですね。そりゃそぷでしょう。生徒の達成度はそれぞれです。英語が苦手な生徒もいれば数学が苦手な生徒もいるのです。特にテスト前の1週間はそんな状況の異なる生徒を一斉の授業で扱うことは極めてナンセンスだと思うわけです。数学をやりたい生徒に英語をやらせるのは無駄です。ただの無駄ではありません。テスト前の無駄な勉強はストレスさえ発生させますから、はっきり言って好ましくはないのです。ですから、自習型式を取り入れ、先生が達成度を確認しいて個別対応をしてあげます。質問があればしてもらい、個人の状況に応じて学習を進めます。非常に効率がよく、バランスがいいですね。
対策期間は塾としての宿題は出しません
定期考査前は学校から大量の課題が出されます。ワーク類、プリント類がたくさんあります。しかも、1週間前に突然大量課題が追加されることもあるのです。従って、テスト前はその学校から出される提出物を仕上げることが宿題となります。それができている生徒は塾で購入しているて定期考査用の問題集を進めるのです。大量の学校の課題があるのに塾の宿題なんてこなせるわけがないのです。
この宿題の出し方は塾の性質が出る部分です。大手の塾は大量の宿題を課す傾向がありますね。とんでもない量の宿題を課す塾もありますよ。大量の宿題が出ると生徒は目的を見失います。宿題を仕上げること、問題集の空欄を埋めること、が目的になってしまいます。学力をつけることという目的を見失い、勉強が雑になり、学力は上がりません。大量の宿題をこなすために時間は奪われ、学校のワークをやる時間がなくて、提出物が出せないなるんですよ。本末転倒とはこのことですよね。
過去問を大量にやらせることもしません
これも、大手塾に多いのですが、信じられないくらいの過去問を与える塾がありますね。教科によっては丸暗記をしてしまいますね。完全に勉強が崩れてしまいます。生徒の学力を伸ばしたいなら、何でも一律に大量に与えるのは危険なのです。うちも過去問は使いますが、あくまでも教材の一つとしてしか活用していません。教材はたくさんありまよ、あくまでもその一つです。過去問をやっておけばいいというような使い方にはしません。
ちなみに、今は過去問をやっておけば得点が取れるという甘い時代ではなりません。そんな状況は20年前までなのです。実際の定期テストの問題は入試問題レベルが多く、入試問題の方が簡単なことも珍しくありません。そんな状況もあり過去問はあっても無くても点数が変わりません。どのレベルかのを知る程度なのですよ。
過去問がないと試験に迎えないようにしてはいけません。
進学塾TETSU/奈良市鳥見町/とりみ通り