TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

塾を辞めるのに2カ月もかかるわけがない

 塾に入る前に確認したいことはたくさんありますが、基本的なことは次の12項目です。入塾説明会ではこの12全ての項目を質問して、躊躇なく答えることができればある程度は信頼できます。というよりは、この12項目がすらすら説明できない塾はダメです。やめておいた方がいいでしょうね。

 

 ①通塾曜日

 ②授業時間

 ③授業料や諸費用

 ④先生や担任はだれか

 ⑤進学実績

 ⑥宿題や実力テスト

 ⑦質問ができるか

 ⑧補習の有無

 ⑨自習室の有無

 ⑩懇談会の有無

 ⑪教務指導方針

 ⑫進路指導方針

 

しかし、これだけではダメなのです。

大事なことが一つ抜けいます。

それは、「辞め方」なのです。

 

 入塾するのに辞め方を確認するとは、ナンセンスだと思われるかもしれないが、この「辞め方」を確認すればその塾の本質が見える。

 塾を辞めるときには一般的には辞めるということを電話で伝える。その電話1本で完了する塾もあるし、一度塾に出向いて書類を書かないといけない塾もある。場合によっては担当の先生と懇談することもあるだろう。それ自体はそれほど困難ではない。問題は授業料の問題である。ほとんどの塾は授業料を銀行口座振替を活用している。したがって、辞めることを伝えるタイミングによっては次の口座振替を止めることができないことがある。来月から辞めたいのにも関わらず、来月の授業料は引き落とされてしまうのだ。良心的な塾は返金してくれるが、「返金しません」を主張している塾も多い。そうなると、もう1カ月通うことになったり、通いもしない塾の授業料を払ってしまうことになる。はっきり言ってこれは嫌だし、つらい、全く良心的ではない。ちなみに、一般的には、退塾や契約変更の申し出は、例えば「20日までに」するようにというルールが明記されている。それを過ぎれば来月分は引き落とされてしまうということだ。事前にこれが分かっていると安心に思われる方もいるが、突発的に辞めたいと思うこともあるので、何とも言えない。

 しかし、塾によってはもっと酷いケースがある。なんと、「退塾を申し出てから、辞めることができるのは2カ月後」という塾がある。つまり、退塾を伝えてから2カ月間は授業料を引き落とされるということだ。「はっ?」である。どうして、そんなにかかるのか…。確かに大きな塾はいろいろな人のハンコが必要となるになる。下手すると10人くらいのハンコがい必要になるかもしれない。書類を回すだけでもかなり時間がかかるかもしれない。でも、今は電子書類の時代、大手塾は電子決済システムを導入しているはず。そうでないと、他の仕事も進まない。ということは、退塾の処理に2カ月などかかるわけがない。いくらかかっても1カ月だ。お分かりでしょう。こういう塾は少しでも金を取ろうと考えているのだ。辞めようとする者からもむしり取ろうとしているんだから、在籍している者からは遠慮なく取るだろう。○○費✖✖費と言っては請求してくるだろう。入塾時には説明されなかった費用が請求される可能性があるのだ。入塾時にはさんざん「○○無料」を謳っていたのに…

 

 ということですから、この辞め方と授業料のことは入塾時に確認しておくべきですね。ちなみにうちは退塾手続きに2カ月もかかりません。いつでも即辞めれます(笑)

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