TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

自己採点が成績を決める

問題を解くとやらなければならないことが2つあります。

それは

 ①答え合わせ

 ②やり直し

 この当たり前のことを高い次元で徹底できるかどうかで学力が決まります。そして、できる生徒とそうでない生徒の差が付くつころでもあるわけです。

 

今回は答え合わせに注目します。

 家庭学習においては、基本的に問題を解いたら自己採点をしますが、この自己採点の精度が生徒によってバラバラです。模範解答と少しでも違えば✖なのですが、学力が下がるにしたがって、基準がいい加減になってしまいます。生徒の自己採点を確認するとそれはもう驚きます。平均点付近の学力の生徒の解いたものを見てみると、滅茶苦茶な生徒がかなりいます。明らかな✖に平気で〇をつけているのですよ。漢字間違い、スペル間違い、符号のミス…こういった間違いに〇をつけるのですよ。ですから、できないことがいつまでも改善されず、放置されたままになってしまいます。そして、テスト本番で同じ間違いを犯すのです。

 もちろん、そのスペルミスなどは気づいていない場合もあるのです。急いでいて見落としたり、勘違いをしたり…。でも、間違いに気づいているのに無視するケースもあるんですよね。元々のいい加減な性格が勉強にも堂々とでてしまっているのですよ。塾内での採点は生徒どおしの相互採点や先生採点をしてきっちりとした採点を心がけていますが、自己採点になると急にいい加減になるのです。

 ですから、この自己採点のことは中1中2のうちににで徹底指導をしておく必要があります。そうでない受験勉強ができませんからね。そして、自己採点の精度が完璧になると、勉強全体の精度が大幅に上がりますから、成績は向上に向かいます。

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