TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

平均点あればいいの?偏差値50は普通?

 自分の得点が平均点以下か超えているを気にする生徒は多い。平均点は確かに目安となる平均点以下だと心配だし、平均点を超えていると安心する。親もそうだろう。平均点を指標に語る親も多い。でも、そんな評価で果たしていいのか、平均点を基準にすることが適切な生徒もいれば、適切ではない生徒もいる。上位と下位によっても大きくことなる。平均点を偏差値に直すと偏差値50だ。進学塾講師の視点からすると偏差値50の生徒の学力は相当でたらめである。理解は中途半端だし、知ってる筈のことを知らないし、知らなくてもいいことを知ってるし、知ってるなと思えば丸暗記だし、正直いって非常に癖が悪い。ほぼわかっていないと見るべきなのである。だからベテランの塾講師は偏差値50台の生徒には非常に気をけている。

 偏差値50台の生徒はいろいろな生徒がいる。必死で頑張って偏差値50台もいれば、さぼり倒して偏差値50台もいる。すごく切れる生徒もいれば、暗記だけ以上にできる生徒いる。英数がいまいちだが、理社で合計を上げる生徒もいる。本当にいろいろだ。だから偏差値50で生徒をひとくくりで見るのは危険なのである。本当に多岐にわたる。一筋縄ではいかないのだ。今まで多くの生徒見てきたが偏差値50台の生徒指導が一番難しいし、腕が必要なのだ。油断すればすぐに成績が下がるし、うまくやればぐっと伸びることもある。もちろんトップ層も下位層も難しい。でもそれ以上に偏差値50台が難しい。大きな塾では複数クラスあり成績別で編成されている。でも、伸ばせていない現状があるのだ。

 少なくとも親はこのことを知っておいて欲しい。

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