TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

正のサイクル

正のサイクル「がんばる→点数が上がる→うれしい→またがんばる」

負のサイクル「さぼる→点数が下がる→やるきを失う→さらに点数が下がる」

 

 当然ですが、できる生徒はこの「正のサイクル」を持っています。これは勉強全体をを大雑把にとらえたものですが、細かく見ていくと、教科ごとの勉強や授業の受け方、宿題の仕方にもこのような「正のサイクル」があるのです。もちろん、生活の中にもありますよね。できる生徒はこの正のサイクルをたくさん持っています。でも、そのサイクルは結構脆いですから、そのサイクルを維持することを心がけているのです。かなり意識をしてやっている生徒もいれば、無意識のうちに自然にやってしまう生徒もいるでしょうね。何事も高い水準を維持するためにはこの「正のサイクル」がたいへん重要なのですよね。仕事をするようになるとさらに痛感しますよね。

 一方できない生徒は「正のサイクル」を持っていないのです。ということは逆の「負のサイクル」しかないのです。正のサイクルは脆いですが、負のサイクルは頑丈です。ちょっとやそっとでは壊れません。なかなか抜け出せないのですよね。ですから、一度陥ると長期化しますし一人では脱出するのは困難なのです。脱出するときは脱出の階段をを一つ一つを積み上げていかなければなりません。つまり、小さい「正のサイクル」をたくさん作っていくのです。そうすると大きな「正のサイクル」に乗れるようになるのです。しかし、残念なことにうっかりし宿題を忘れたり、ミスをしてしまい、せっかく積み上げた階段をみずから崩してしまうこともしばしばです。下手するとすぐに復帰できないこともあります。本人は一度だけのミスとしてとらえがちなのですが、場合によってはそれまでの努力を全否定してしまう危険があるのですよね。うっかりでも重大な失敗なのですよ。その重大さを感じない限り、なんども同じ失敗を繰り返すことになります。

 早いタイミングでこの正のサイクルの重要性を理解し、自分のものにしたいです。

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