TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

我が子に伸びる可能性があるのかどうかを確かめる方法

 中1だとまだ我が子の可能性に対しては全くわからないというのが正直なところですよね。もちろん、我が子ですから期待はしていますが、どこまで伸びるにか、どのレベルに通用するかはわかりません。1年くらいたつとだいたい見えてきますが、それでも中2の途中くらいまではなんとも言えません。いずれにしても、中2の途中くらいまではまだ「できる・できない」を決めつける時期ではありません。まだまだ期待するべきだと思いますし、同時にいつ落ちるかもしれないという危機感も抱いておくべきだとも思います。それくらいグレーな時期なのです。

  さて、本題に入りたいと思います。これから中間・期末考査が行われます。それぞれの試験が終わったあと、お子さんにテストの点数を尋ねてください。「答案を見せない」と言う前に、まず点数を尋ねるのです。5教科一つ一つ言わせるのです。そのあとで答案を見せてもらってください。そのときに、各教科の点数がちゃんと言えるかどうかが重要なのですよ。間違えなくちゃんと言えたお子さんはまともです。十分に伸びる可能性があります。しかし、忘れていたり、混乱しているような状態ではかなりまずいですね。普通、自分の点数を覚えていない生徒で学力の高い生徒はまずいません。むしろ、かなり成績の悪い生徒に見られることなのです。点数を覚えていないというのは、自分の成績に興味がなく、勉強に対する真面目な気持ちがないということですからね。もし、点数を覚えてなかったら厳しく叱りましょう。コンコンと言って聞かせることが大事だと思います。そして、その次の期末テストでも同じように尋ねてください。そこで、ちゃんと点数を言えれば大丈夫です。また、同じ状態なら、だいぶと深刻な事態が予想されますね。

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