TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

数ある中からの選択

生徒のから要望があり、空気清浄機を1台購入しました。

15年ほど前に自宅に空気清浄機を購入したことがありましたが、基本的に自分の興味の対象からは大きく外れています。従って、どれくらいの値段なのか全く見当がつかず、電気屋さんへ行って、驚くことがたくさんありました。まず、思っていたよりも値段が高い。2万円~3万円くらいの品物が主流で、4万円も、5万円もする品物がたくさんありました。二つ目に驚いたのが、「大きい」ということ。一般家庭のリビングに置くには立派すぎますね。三つ目に驚いたことが種類の多さ。どれを選んでいいのかわかりません。どの家電もそうですがたいへん機能が充実しています。その機能の説明を読みましたが、ピンときません。結局、予算の都合もあり機能は平凡ですが、肝心の空気清浄能力の高そうなものを購入しました。

 

購入後いろんなことを考えました。

 まずは、やっぱり日本は豊かだなということですね。本当に豊かすぎると思いました。そして、何を買うにしても多くの選択肢の中から選ぶのが当然の状態だということです。塾業界も全く同じですね。本当に驚くほどたくさんの塾があります。保護者、生徒の立場からすると、「よくわからない」というのが本音ではないでしょうか。そんな中でもいかに存在感を示すかが大事なことですが、肝心の性能が十分でなければ意味ありません。直接関係のない機能がたくさんあってもダメです。改めて自分の指導や塾の方針をふりかえる機会になりました。