TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

ひたすら音読

 今日の英語は久しぶりに徹底的に音読をした。中2は授業のほとんどを音読に費やした。全員で読み、個人にも読ませる。単語、英文、文章、と少しずつステップアップをして、何度も繰り返した。もちろん、発音指導もきっちりとする。特に日本語になってしまっている単語は、日本語の発音になってしまい、どうしても正確な発音を覚えない。(先生でさえ意識の低いひともいる)特にに連続子音の「tr」や「str」の発音は難しい。tree,train,street,などはその典型だ。「トゥリー」、「トレイン」「ストリート」と発音しないようにコツを伝えて何度も練習をした。でも、しばらくすると、戻るかもしれない。何度も何度も繰り返さないとダメだ。

 

 こういった音読を主体とした授業は、先生も生徒もかなり疲れるのだ。一時間ずっと読み続けると結構体力がいるものだ。もちろん、集中力も必要となる。家庭学習ではここまで徹底することはとうてい無理である。こういうことを授業でしっかりと体験することが学習の土台を作ることになる。しかし、意外と生徒は楽しんでいる。音読すると能動的になり、活発になる。やる気も上昇するものである。自然と楽しくなるのである。

 さあ、来週には音読テストをして成果を確認する。どあだけ読めるか楽しみである。