TETSU JUKU

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ミスを防ぐ超基本の学習技能

超基本の学習技能

 今から述べるのは学習に関する超基本の学習技能です。何も秘伝の裏技ではありません。当たり前のことなのです。しかし、伸び悩む生徒の多くがこの超基本が結構おろそかになっており、たくさんのロスとミスを生みだしているのです。そして、そのロスとミスがやる気を奪ってしまい。負の循環に入ってしまうのです。以下の10項目を確認してください。現時点で完璧に達成できている人は優秀です。次のレベルを目指しましょう。そうでない人は早急に改善しましょうね。

 

①プリントの折り方

 何のプリントかがすぐ分かるように外向きに。見られては困るものは内向きでよいいいですね。探す手間が省けて、時短につながります。

 

②〇✕のつけ方

 これが意外に適当なんですよ。まず〇✕の大きさをそろえる。〇✕を受ける場所を決める。問題番号がいいでしょう。ミスが大幅に減ります。

 

③ノートとテキスト、教材の位置を最適化する

 これも個人差が多いところです。本の上にノートを置くというあり得ないことが日常になってないですか。ノートは必ず平坦なところに置くように。大切なのは視線移動が最小になるように配置すること。ストレスが大幅に軽減されます。

 

④机の上は今使うものだけ

 英語を勉強するときにはコンパスは不要です。数学の勉強をするときに英和辞典は不要です。机の上は今の勉強に必要な教材・教具だけにしておく。これもストレスを軽減し、ロスを防いでくれます。

 

⑤目次を利用

 テキストや問題集のお目当てのページを開くときは目次や索引を利用しましょう。あてもなくペラペラしてると結構無駄な時間を過ごしてしまいます。そしてそれがストレスになりますから、やる気を失うことにつながるのです。

 

⑥付箋の利用

 付箋はテキスト、問題集、ノート、プリント…何にでも使えます。忘れ防止にもなるし、学習効率が飛躍的に上がります。いろんなタイプの付箋が出てますから、狙いをつけて使うといいです。特に色には意味を持たせることが大切です。付箋に書き込むのもいいですね。

 

⑦ノートに線を入れる

 ノートに1本線を入れてスペースを区切るとだけで使い勝手が飛躍的に向上します。自分の好きなように2本程度線を引くといいでしょう。やってみるとさらに気づきがあるでしょう。

 

⑧ノートの端を折る

 これも大事な技能です。例えば、ノートの端の3~4センチ程度のところに答えを書きます。そしてその部分を折るのです。すると当然書いた部分が隠れますから、何かを覚えるには有効です。応用できます。

 

⑨解説を読む

 問題集には必ず別冊の解答冊子がついていて物によっては解説が非常に丁寧なものがあります。数学なら途中式まで書いてくれていますよね。残念ながら、その解説を読んでいない人がいるんですよね。正解・不正解関係なくこの解説は読むべきなんですよ。正解していても偶然もあるわけですから、解説を読むことで理解が深まります。

 

キッチンタイマーを利用

 どんな勉強をするにしても時間を計測したり、目標時間を設定すると集中力が変わるものです。自分の勉強ペースの把握にもつながりんますし、蓄積されると計画をたてるのも正確になってきます。そのためには日頃から時間を計測しましょう。キッチンタイマーが使いやすくベストです。

 

 当てはまるものがあれば、できるだけ早急に直していきましょう。ミスがなくなればやる気も失いません。自分の勉強をしっかり見つめてみましょう。

 

進学塾TETSU/富雄/奈良市/とりみ通り/小5~中3

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