TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

英語で高得点を取るために

 定期考査や入試で高得点を取るためには、英作文系の問題がきっちりとできないといけない。だから、私は普段の授業で絶えず英作文をさせている。しかも、完全英作文が中心だ。基本文かた応用まで様々なレベルの英作文をさせる。しかし、英作文の問題も次の通りでいろいろな形式がある。

 ①普通の英作文

 ②指示英作文

 ③整序英作文

 ④場合英作文

 ⑤自由英作文

最近の流行りは⑤の場合英作文だ。定期考査では非常に出題が多い。

 たとえば、「駅への道を尋ねるときの英文を書きなさい。」という問題だ。

これくらいだと丸暗記で済むのだが、そんな単純なものばかりではない。いろいろあってなかなか難しい。また、語数指定が付くこともあり、かなり苦労する。

 入試では③の整序英作文の頻度が非常に高く、普通の英作文よりも難易度は高くなる。特に日本語が与えられない場合は相当厳しくなる。奈良県の公立入試では日本語なし整序英作文が毎年のように出題される。正答率は低い。

 

 テストに向けては、もちろん、全ての形式の問題にきっちりと取り組むべきだが、基本は①普通の英作文だ。この普通の英作文の問題で文法の基礎を固める必要がある。この普通の英作文がある程度高い水準の問題が解けるようになると、あとはどんな形式にでも対応は可能だ。まずは、英作文力を徹底的に鍛えたい。ということで勉強方法を示す。

 

英作文の勉強の仕方

①単語を覚える

②文法のポイントを確認

③音読練習

④英作文問題を解く

⑤答え合わせと間違い直し

⑥英作文2回目

⑦音読練習

⑧英作文3回目

 

 だいたいこれくらいで十分である。しかし、これは一つのモデルであり、絶対的なものではない。順番は人によって違うと思うし、自分が最も力を発揮できるように調整すれば良い。もちろん、オリジナルの方法を組み込むことも悪くない。できる生徒は自分なりの工夫が上手い。いきなり英作文に取り掛かるようなやり方はいけない。音読を面倒くさがるのいけない。音読の効果は絶大で音読が記憶を支えていることは忘れてはいけないし、音読をすることでやる気スイッチが入りやすくなるということも付け加えておく。

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