TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

「あつ森」がスタートでも良い

先日の小6の授業で深海魚の説明をしていたのですが、その時の会話です。 

 

先生:リュウグウノツカイって知ってるか?

生徒:あつ森で釣った。*あつ森:ゲームソフト

 

今の生徒らしいですね。(笑)

どうもこの「あつ森」というゲームはかなり詳しくいろいろなものが登場するようなのですよ。ですから、プレイしている子供はいろんなジャンルにおいて、名前だけは知っているようなのです。ですから、これはこれで悪いことではありません。さて、気になるなるのはここから興味が広がるかどうかなのです。名前を知ってから更に知りたいと思うかどうかのです。でも、そんな子供は少ないようです。ゲームを進めることに必死になり、それ以上深めていくことがない子供がほとんどいないようですね。たいへんもったいないことだと思います。しかし、名前だけでも知っているというのはたいへん素晴らしいことで、次にその名前を聞いたときに受け入れやすくなっています。ということはチャンスなのですよね。親や先生は「あつ森で出てくるだろ」で始めることができるのですよ。物を教えやすくなっていると思うんですよ。いいきっかけにできるんじゃないでしょうか。とふと思ったのです。

 ちなみに、リュウグウノツカイに触れたあとで頭の部分が透けている深海魚デメニギスを見せてあげたのですが、なかなか衝撃的だったようです。

デメニギス:頭だけが透明で中身がぱっくり見える深海魚 : カラパイア

 

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