TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

fallとautumnのどっちを覚えるか

 中1の間に「秋」の単語はfallとautumnの両方を学習しますが、この単語を生徒がどう対処するかでその生徒の学習姿勢は露わになりますし、1年後の英語の伸びもよくわかります。

 言うまでもなく、両方きっちりを覚える生徒は、勉強に対してたいへんまじめですし、学力も安定して伸びていきます。両方を覚える生徒は「両方覚えているといいことがあるかもしれない」或いは「autumnの方を書かされることもあるかもしれない」と思って覚えます。抜かりがないのですよ。

 一方、fallしか覚えようとしない生徒は、勉強で手を抜くけ傾向が強いですね。「二つも面倒だ、一つで十分。」と、自分に都合のいい解釈をしてしまうのです。根本にあるのは、「できるだけ楽をしたい、勉強時間は短い方がいい」という考え方なのです。当然、この考え方は単語を覚えるときだけに現れるのではなく、学習のいたるところに現れます。他の教科でも当然見られます。やはり、一事が万事なのですよ。だから、見過ごすわけにはいきませんが、これを理解しできるようになるには時間がかかります。そして、これを受け入れないようでは当分成績は伸びないのです。

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