TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

一律の夏休み課題

 ちょうど今、夏休みの課題が渡されていますね。この宿題は学校それぞれの色がありますね。いつも思うのですが、この一律の課題はどうにかならないものでしょうか。一部選択もあるようですが、基本的に全員が同じですからね。成績がいい子も悪い子も全く同じ課題を渡されるのですよ。中1ならまだしも、中2以上なら明確は学力差がついています。偏差値で言えば40以上違うわけですから、普通に考えてると、全員が同じ課題なんていうのはありえないですよね。特にトップ校を狙っていて、塾でも最上位クラス在籍しているような生徒には標準レベルのワークをするのは苦痛ですよ。(すぐにやってしまいますけどね)また、そのワークも無料ではないですからね、ちゃんと費用が徴収されていますからね。本当に生徒の学力を考えるのなら、レベルもボリュームも成績によって分けるべきだと思います。そりゃ面倒ですが、学力を無駄なく伸ばすためにはその面倒さが必要です。ですから、一律課題を出すのは生徒ことを何も考えていないといえますし、生徒を伸ばす気はないとも思えます。先生の都合で課題が出されているとしか思えないのですよね。普段は業務が多くて煩雑ですよ。そんなにこまかく課題の設定は難しいでしょう。しかし、夏休みくらいはそういう課題の出し方もよいのではないかと思うのです。一部からは公平ではないという声が聞こえてきそうですが、偏差値が40も違うのに同じ課題を与える方が不公平だと思います。

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