TETSU JUKU

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習った漢字を使うことの意味

習った漢字を使うといいことが…

 習った漢字を使わない生徒は多い。面倒くさいからだろう。言うまでもなく、これではダメだ。漢字を覚えないからダメだというのではない。学力の根本が伸びないということになりうるのである。漢字だけの問題で済まないのである。

 

 習った漢字を使うためには当たり前だが、「思い出す」ことが必要だ。「どうだっけ…」と必死で思い出そうとしなければならない。完全に忘れているなら辞書などを活用しなくてはならない。ポイントはこの「思い出す」という行為だ。実はこの思い出すときに記憶力が鍛えられる。だから暗記で大切なのは練習することではなく、その練習の直後に思い出すことなのである。100回書いても1000回書いても「この思い出す」ということがゼロなら記憶力は鍛えられない。書いた意味もないということになる。暗記を鍛えるためには書く回数よりも思い出す回数なのである。だから、目で見てるだけでもパッと隠して思い浮かべることには価値がある。机があればノートに書けばいいが、電車やバスの中では十分にトレーニングになる。

 ということは、習った漢字を使うために思い出すという行為はその漢字のためだけではなく、記憶力を鍛えているということなのである。面倒くさいといってひらがなを使えば、その漢字も覚えないし、記憶力が発達しないということになってしまう。漢字だけでなく他教科に影響が出まくっているということなのだ。1年2年経過したことを想像してみよう。漢字力はともかく暗記力に圧倒的な差が開いている。つまり学力差がとんでもないことになっているだろう。偏差値10は違ってもおかしくないだろうね。 

勉強は慣れ

 勉強は面倒くさいものだ。何故か?それは理解していないし、慣れていないからだ。何事も慣れないことはスムーズにはいかない。だから面倒くさく思ってしまうのだ。でも、辛抱してやり続けるていると慣れてくる。理解も深まる。同じをことをするにしてもスムーズに進む。すると面倒くささは薄まりそのうち消えるだろう(完全には無理だけど)ということはン勉強で大切なことの一つが「慣れる」ということだ。ということは、勉強するときにこの「慣れる」ということを意識するといい。常に「慣れてきたかどうか」をか投げることで自分の勉強を客観的にチェックできるということににもなる。

 

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