TETSU JUKU

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中2は大事な学年

 中2という学年程難しい学年はない。本当に難しい。中学3年間の中では最も緩む学年であり、もっとも勉強に対するやる気も失う学年である。多くの生徒が勉強以外のことに夢中になる。部活に夢中にあるのが圧倒的だがゲームや遊びにうつつを抜か生徒も多い。それは別に構わない。好奇心も旺盛な頃だからいろんなことをやればいい。いろんな遊びも経験すればいい。そしてその経験は無駄にはならない。でも、中2の勉強は本当に大事だ。高校入試出題される問題の多くは中2の学習多元からである。しかも、単純ではない。中1の学習内容は丸暗記でもあるていど通用する。でも中2の学習単元は丸暗記では無理なものが多い。しっかりと考え判断しなければならない内容のものが多い。よって時間がかかる。得点化するには結構勉強しないといけない。放置すると挽回はできないのである。

 

 だから中2の勉強をさぼると終わるのだ。高校入試を突破するのはたいへん困難になる。人気のある中位の高校でも諦めなければならなくなる。それほどたいへんだ。ましてや上位校などはありえない。ちなみに上位校を目指すのあれば中2の学習内容を高いレベルで通過しておかないと無理だ。そういうことである。宿題忘れがあるとかテスト勉強をしないという状態が中2で続いていると高校入試は無理ということである。

 逆に中2という学年を成功させることができれば凄い。それは大きなアドバンテージになるし、一歩も二歩も先を行くことになる。中2という学年が上手くいくと言ことは、中3のスタートも良いスタートになるということである。受験勉強を前方からスタートを切れるのだ。これは相当なアドバンテージである。だから、この中2という学年の取り組みで受験する高校のレベルが相当変わることになる。それを心得てがんばろう。

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