どなたかがツイートしていたのですが、今年の入試では「America」という単語には注意するべきです。こんな簡単な単語の何に注意するべきかと言うと、アクセントです。2018年はDA PUMPのUSAという曲が大流行でした。どこへ行っても耳にしましたし、特に小中生は大好きではないでしょうか。この曲では、さんざん「カモンベイベイアメリカ♬」と歌っているのですが、この歌だとアメリカの「ア」を強く発音しています。でも、「America」のアクセントは「m」の後ろの「e」に置かれるのですよね。日本語で書けば「メ」の部分が強くなるわけですよ。つまりアメリカではなくアメリカなんですよね。ですから、この歌の通りに考えてしまうと見事に間違えてしまうのです。それほど頻度が高いわけではないですが、今年は特に要注意の単語だと思います。
アクセント問題が出ない高校もありますから、過去問に出ていなければそれほど心配は要りませんが、常識として知っておくべきですよ。
総じてアクセント問題はこういう部分をついてくるもです。間違えやすい語を狙てくるのですよ。特に日本語化している単語が狙われるのですよ。
その中でも頻度の高いのが次の単語です。
1.escalator
2.elevator
3.calendar
4.orange
5.chocolate
6.hotel
7.volunteer
8.police
9.violin
10.kangaroo
これらの単語は全部が日本語になっていますよね。ですから日常会話でも頻繁に使っているのですよ。ということは日本語としてのアクセントがしみついていますから、それで解答するとえらいことになってしまうのですよ。普段とは違う場所がアクセントだと思って答えるべきなのです。ちなみに1~5は前にアクセントがあります。そして6~10は後ろにアクセントがあるのですよ。日本語とは異なりますよね。
アクセント問題をクリアするにはこの観点を持つことと、最低限のルールを覚えておくこと、そしてよく出る単語は決まってきますので100個ほどを覚えておくといいでしょう。そして何よりも大事なのは普段から発音の意識を高めておくことなのですよ。普段から音読をしっかりして発音を気にしている生徒なら、発音アクセント問題は少しコツをつかむだけでクリアできますし、リスニングも比較的クリアしやすいのではないかと思います。現受験生は時間がないですからとにかく覚えましょうね。
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