TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

いつまで単語を練習し続けるのか・・・

 いつまでも単語を覚えるのに何度も練習するわけにはいかない。大学入試を目指す高校生が必死で単語の練習をしている姿はイメージできない。でも覚えることができる。それは、発音とスペルが結びついているからである。英語は様々な言語を吸収して成り立っているので、絶対ではないが、発音とスペルにはかなりのルールが存在する。それさえつかめば、覚えるのにそれほど苦労する必要はない。正しい発音がわかれば難なくこなせるのである。できれば、そういう勉強を小学生からしておきたい。最初はたいへんだが、中2くらいからはだいぶと楽に覚えられるようになるだろう。

 中学生がよくスペルミスをする代表的な単語が「February」である。ミスの多くが「Feburuary」とつづってしまうものである。ローマ字的な発想をしてしまい、英語の子音や母音というもが理解できていないと、やってしまうミスである。bは母音と繋げなくても「ブッ」という音になる。母音とくっつると、「ブう」という感じだ。母音が入ると強く発音され、アクセントさえ発生してしまう。もちろん、「February」のアクセントは前のeにある。bの部分は軽く発音され、母音の入る余地はない。そういうことである。(astronautをastoronautとやってしまうのも同じ)

 文法ばかり教えてこういうことに触れない塾は多い。「発音はどうでもいい...」とまで言う先生もいる。恐ろしい話である。私も発音なんて決して上手ではないが、発音は正しく教える上で避けることができない大切なものと思っている。

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