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塾業界や教育業界の問題に迫ります。

読書が好きになった理由

 塾生の中2の女子ですが、驚く程の読書家の生徒がいます。本人に尋ねると、毎月5,6冊は読んでいるようですね。小学生の頃からそんな調子で読書をしているようです。週3日は塾に通い、部活は運動部で、その中でも厳しい部類に入る部活に所属していますから、別に暇を持て余しているわけではありません。しかし、きっりと読書をしているのです。成績も優秀で学習量は飛び切り多くはありませんが、上位に位置しています。さて、彼女はどうしてそんなに読書をするのでしょうか。言うまでもなく、好きだからでしょうね。読書を通して広がる世界が大好きなのでしょう。また、文字を読むことで理解をし想像をすることが楽しいのでしょうね。しかし、理由はもう一つあります。読書を上回る娯楽が彼女にはないのですよ。先日、発覚したのですが、彼女の家には「ゲーム機が一台もない」そうです。絶対に買ってくれないらしいのですよ。今時、珍しいですよね。DSもPSもファミコンゲームボーイWiiもないのですよ。普通は各家庭に一台くらいはあるものでしょう。だいたい、今の中学生の親も子供の頃はゲームをやった世代ですから、ほとんどの家庭にはなんらかのゲーム機がある方が自然と思うのですが、そうでもないのです。しかしこの話を聞いて「なるほど」と思いましたね。普通の子供はゲームがあればゲームに流れますよ。(もちろん、いろんな子供はいますよ)でも、ゲーム機が無いのであれば他のことをしなければ仕方がないですよね。それが、彼女の場合、「読書」であったのです。もちろん、全員がそうなるとは限りませんが、保護者がうまく導いたのでしょう。素晴らしいですよね。

 さて、読書をすると読解力が身につくでしょうか…。これは、人によります。また、読んでいる本の内容にもよります。指導者がいるかどうかでも大きく左右されますし、もうこれは何とも言えないのです。世間的には「読書をすれば読解力が高くなる」という見方が大半をしめると思いますが、そんなに簡単なものでも甘いものもないのです。

毎日のように読書をしていても、読解力が高いとは限りません。でも、読まないよりは読んだ方がよく、読書をしている人の方が語彙は豊かですし、物を知っている人も多いです。そして、何よりも「読むスピードが速い」人が多いのですよ。読み慣れているのですよ。文章を読んですぐに理解し映像化できるのですよ。これはそれまでの読書が訓練となっているのですよね。数をこなせばこなすほど読むスピードが上がるのです。これはありがたいですよね。勉強だけでなく、将来仕事をする上でもたいへん役立つ力です。文章が速く正確に読めるだけで、ポールポジションを取ったようなものですよ。かなりアドバンテージが高いのです。ですから、やっぱり読書はやらないよりはやる方がいいのです。

 

 

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