TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

できる生徒が生き生きとしている塾がいい塾だと思う

 うちの塾では小学生の英語でも音読をやらせています。100語程度の簡単な英文(といっても中学1年終了レベル)を何度も読ませています。3段階の評価ができるようにタイムを決めて各生徒ががそれぞれの目標に向かって練習してきます。そして、授業中にテストをするのです。30秒以内はSクラスという設定にしてあり、何度も必死で練習しないと突破は難しのですが、一人の男子がなんと23秒で読んだのです。他の生徒はほとんどが30秒から40秒超える程度だったのです。発音には課題がありましたが、23秒は本当にはやいですね。先生と比べても遜色はありません。きっと驚く程練習したことでしょうね。そして、更に、良かったことはこの23秒に触発される生徒が出てきたことですね。自分ももっとはやく読みたいと何度も挑戦しようとするのですよ。1回目は全然だった生徒も何度も挑戦してなかなかいい線まで行きましたからね。

 こういうことは個別指導ではないことなのですよね。集団だからこそ他人を意識したり、他人から影響を受けるのです。ただし、勝手になるのではありません。大事なことはクラスの雰囲気です。きる生徒が現れたときに、その生徒を追いかけようとする雰囲気が大切なのですよ。ダメなクラスはできる生徒を特別視したり、自分とは違うと思ってしまうクラスです。そうなるとできる生徒は居心地が悪いですからね。徐々に全体が伸び悩んでしまいます。もちろん、そのクラスの雰囲気を中心となって作り出すのは先生です。先生のスキルと運営の仕方で決まるのですよね。学力差が極端に開いていたり、人数が多すぎると難しいと思います。

 

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進学塾teTsu/奈良市鳥見町/とりみ通り

高校受験/小5~中3/小学生英語

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