TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

クラスごとの合格状況

 上位校合格を宣伝しているそこそこの規模の進学塾で、例えば1学年100名程度だとします。そして、達成度別クラスが3つまたは4つあるとします。その環境でのクラス別の進学状況はでどうでしょうか…

 1番上のクラスが奈良、郡山で20名~30名弱。 一部難関の西大和などの私立もいるでしょう。

 2番目のクラスで、郡山が少し、平城、奈良北、一条が中心で、内申のない生徒が上位の私立へこれで30名ほどですか。

 3番目のクラスで、一条、生駒、登美ヶ丘、西の京、その他の公立、そして、私立専願。まあ、普通は近大附属の専願とかは問題ないですよね。

 

 私の経験からして、だいたいこれくらいの進学イメージですよね。多少のズレがありますが、このイメージに合わない塾は生徒を伸ばしてないないですよね。全く鍛えていないですよ。何と言っても大きな塾ですから、指導力抜群で授業もうまい先生がゴロゴロいて、地域密着で内申点もたっぷりあって、カリキュラムも練られたもので、教材もオリジナルテキストを入試を知り尽くしたベテランの先生が作っているのですからね。これくらいは達成できて当然ですよね。

 

問題は2番目のクラスのレベルです。ちゃんと鍛えている塾は2番めのクラスの学力が大変高いのですよ。2番目のクラスが高いとね、最上位クラスが危機感を持つのですよ。最上位クラスの生徒が余裕をかましている塾はダメですね。また、上位層だけにちやほやする塾は上位層さえ伸びなくなるものです。さあ、どうでしょうか。まあ、あくまでもこれは私の経験に基づく感覚ですからね。一般的ではないかもしれませんけどね。まあ、いずれにしても2番めのクラスのレベルが低い塾は完全に手を抜いてます。

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進学塾teTsu/奈良市富雄/鳥見町/小5~中3

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どうしようか、迷っている間にどんどん日は過ぎ去ります。

どの学年も4月ならまだまだ間に合いますよ。