TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

どうして「受験者数」と言えないのか…

 ツイッターでニシダイ先生もつぶやかれたていたのですが、大手塾では受験者数のことを「弾数(たまかず)」と呼ぶことが結構普通にあるのですよ。私の前の職場にもそういう言葉遣いの先生がいました。もちろん、内部でしか使いませんが、嫌な言葉ですよね。愛情どころか生徒を人と思っていないような発言です。こういう言葉遣いは内部でも反発がある場合もあるので、全員が全員というわけでもないですが、塾全体がそうなっている塾もあるでしょうね。言葉遣いはその人や組織の内面を表しています。どんだけ言い訳しても、そんな言葉が軽々しく出るということはそれが本音なのです。偉そうに教育論を振りかざしていてもその言葉一つで見限っていいと思います。

 それにしても、どうして普通に「受験者数」と言えないのでしょうか…「弾数」という言葉を使うことでどんな影響があるかか考えないのでしょうか…考えれば使わないでしょうね。そんなことは一切考えないということでしょう。つまり、浅はかですし、思いやりもなく、生徒の気持ちなど全く気にしないということでしょうね。どんだけ授業が上手くても、一緒に仕事をしたくないですね。こういうダメな先生は意外に多いです。

 基本的に自分は言葉遣いで人を判断しています。人権意識の低い言葉を平気で使う人とは関係を断ちます。お付き合いはしません。そういう主義です。もちろん、自身も言葉遣いには気をつけております。

 

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