TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

英単語をどうやって覚えるべきか

 外国語を学習するうえでたいへんなことはいくつもありますが、やっぱり単語でしょうね。この単語暗記をいかにうまく効率よくやるかが外国語学習が成功するかどうかを決めます。

 受験勉強としての英語の学習も当然同じです。単語で決まると言っても過言ではないのです。すると単語を覚えるには単語帳ですよね。以前にも書きましたが、シスタンなどを使って覚えるわけですよ。他にもターゲットやデータベースとかキクタンとかいろいろものがそろっています。昔と比べると単語帳といっても相当な作りこみがなされているわけですから、使い方を間違えなければ、結構なレベルにまでいけますからね。しかし、忍耐力がいりますね。どれだけ単語帳のつくりがよくても覚えるのはそれなりの努力と根気がいるのです。また、単語を覚えるにあたって単語帳を中心に据えるのは正しいとは言えません。やはり長文を通しておべえる方が圧倒的に身に付きやすいのです。文章や物語を通した方が印象は強いので、覚えやすいのですよ。ですからたくさんの英文を読み単語帳は補助として活用するほうが効果的でしょうね。さらに、もっといい方法は、単に英語の文章を読むのではなく、難易度の高い英文、専門性の高い英文をちゃんと和訳することです。辞書を駆使してもしんどいような内容レベルの英文と格闘することが大事なのですよ。苦労すれば苦労するほど印象は強くなりますし、何よりも思考するのがいいのです。単語帳を見ているときの思考とははるかに違うレベルまでいきますからね。(単語帳を眺めているときはあまり頭が働いていませんよ。)受験生にはそれほどの時間的余裕がないですが、短いものでもいいので、段落一つ分でもいいですから、相当なレベルの英文和訳に挑戦するといいでしょう。きっと驚くほど覚えます。

 尚、洋楽を和訳することもいい勉強になりますよね。ビートルズなどはいいですよ本当に。意外と洋楽で学んだことが英文を読むときに役立つこともありますからね。まあ、そういうことです。

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