TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

先生が変わったり、いなくなったり

 塾では年度や学年が切り替わる時期ですね。早いところは2月から新年度、新学年とかも多いでしょうね。うちは3月25日の春休みからの切り替えです。

 さて、新年度、新学年と言えば大きな塾では心配なことが「先生」が変わるのかどうかですね。大きな塾は規模の拡大や退職によって毎年先生の動きは激しいものです。看板講師でも突然いなくなることは珍しいことではありません。中1、中2と2年間担当してもらったら、中3も継続して同じ先生が担当してくれると思い込みがちですが、そんな保証はどこにもありませんよね。それは保護者や生徒の勝手な希望であって、責任をもって持ち上がるということを塾も約束はしていませんからね。学年が変わって塾に行ったら知らない先生ばかりだったという話は実際にあることです。ですから大きな塾に通う場合は、先生が変わることをあらかじめ覚悟したり、あるいは「毎年先生は変わるもの」と思っておくべきだと思います。するとショックも少ないですからね。だいたい、大きな塾がシステムを構築しているのはそのためですからね。先生が変わっても、指導や授業のレベルに変化がないようにするためのものなのですよ。(しかし、実際はシステムでは補えないなことは多くありますよ。)大手塾に入るということは、「先生を買う」のではなく、「システムを買う」と理解した方がいいのですよ。そして、「先生を買う」のであれば、個人塾を選べばいいのです。そういうものです。先生が変わることで、やる気がでることもありますよ。しかし、その逆もありますしね。そして何よりも問題は、教え方や指導法が変わることではなく、信頼関係を構築するのに時間がかかることですよ。そう簡単に信頼関係が結べるほど甘くはありません。ですから、受験学年の担当がごろっと変わるのはどう考えても変な話ですよ。

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