TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

歩きながら勉強してもいいのですよ

 集中できるのであれば、勉強は立ってやってもよい。場合によっては歩きながらやってもいい。テレビや映画で歩き回っている科学者が新しいアイディアをひらめく場面を見たことがある。部屋の中をぐるぐる歩きながら思考しているのである。もちろん、これは個人によるのだけど、最も思考を促進する姿勢というのが人によって違うのである。また、立ち上がって勉強することで集中力に変化が生まれる可能性もある。ただ、立ち上がってしまうと、「書く」という勉強はやりにくくなるので内容は制限を受けるので万能ではない。しかし、長時間の勉強をするのであれば、いろいろなやり方を実践する方がよい。同じ科目や同じ手法を続けるとどうしても刺激が一定で学習効率が落ちてしまう。適度な変化を付けることで集中力を維持し、場合によっては記憶力を維持することにつながるだろう。

 塾や学校では机に向かわないとダメだが、家庭学習ではむしろ動き回りながら勉強する時間を取ることもいいかもしれない。生徒に尋ねてみるとできる生徒ほど机に向かわない勉強をうまく取り入れている傾向がある。実際にそうすることで十分な勉強時間をかせぐことができるのだ。歩きながら物を考えたり簡単な勉強ができるようになると学習効率は大幅に向上する。こういう勉強法が当たり前になると短い時間でも無駄にしなくなるし、時間の使い方が非常に上手になるのである。将来仕事をするようになっても活かされるこの力はたいへん重要だ。

 

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高校受験/小5~中3/小学生英語