TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

夏期が始まって

そろそろ、塾生も講習生も夏の授業に慣れてきたところである。

今のところ良い雰囲気で授業が進んでいる。

小学生や中1はたいへん楽しそうである。

しかし、落ち着きも見られるようになり休み時間も穏やかになった。

 

さて、どの学年も気になるのだが、今日は中1に焦点を当ててみる。

中1の夏の目標は中学生になることである。「えっ」と思う方もおられるだろう。

しかし、この時期の中1の生徒はほとんど「小学生」と変わらない。私なんかは「小学7年生」と思っているぐらいである。考え方、行動、あらゆることが小学生の価値観なのである。それでは中学生の勉強はこなせない。2学期以降、益々厳しくなる中学生の勉強をしっかりとマスターしていくためには、この夏に大きく成長しないといけないのである。それが「中学生らしくなる」なるということである。中学生らしくとはどういうことか…いろんな解釈はあるが、もちろん「勉強を生活の中心に置くこと」である。部活や遊びではない。勉強を中心に考えるということである。つまり、「やるべきことを優先して、やりたいことを後回しにすること」なのである。小学生はこれが逆である。(残念ながら、いい大人でも逆転している人がいますが・・・)もちろん、部活や娯楽を否定するつもりはない。私はどちらもうまくバランスするべきだと思っている。1年のうち何回かは部活を優先する時期があっていいし、テストが終わった後は、とことん遊べばいい。そうすることで、勉強の意義も明確になりバランスが取れるのである。

 

さて、この中1がこの夏にどこまで本当の中学生に近づけるのか楽しみである。本当に成長した生徒は行動と顔つきに現れる。約1ヶ月後がたいへん楽しみである。

 

進学塾tetsu

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