TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

それぞれの二学期

 今は中間考査の直前です。二学期のど真ん中ですね。この二学期は最も長くどの学年にとっても大変重要です。この二学期での学びがその学年を決めることになるのです。

 中3にはとっては言うまでもなく「勝負の二学期」となります。大きな方向性を決めることになりますからね。数々の試験とそのプレッシャーとの闘い、親や先生からの叱責など、本当に押しつぶされそうになるのです。意外に思うかもしれませんが、3学期の方が楽なのですよ。進むべき方向や到達すべき目標が明らかですからね、精神的にも腹をくくっていますから、やるだけなのです。

 中2にとっては「魔の二学期」ですね。本当に何があるか分からないのです。特に勉強以外のことに夢中になり驚くほど勉強から遠ざかりますからね、成績も落としやすく、危険です。中には別人かと思わせるほど成績を落とすこともあるのです。逆に大きく伸びなくても、維持をしていれば大丈夫と思われます。とにかく、言動に変化が見られて友達も変わったら要注意ですね。

 中1はもう「洗礼の二学期」と言えるのではないでしょうか。一学期とは違い本格化した中学の勉強に洗礼を受けるのです。まずは膨大な量にやられますよね。テスト範囲も30ページから40ページは当たり前になります。しかも難易度は上がっています。そして、区別に苦しむようなややこしい問題も非常に多くあります。努力と根性だけでは簡単に突破できる問題ばかりではありません。やってもやっても終わらない、考えても考えても答えにたどり着かない、そういった絶望や挫折を全身に感じするのが中1の二学期なのです。この厳しい洗礼を受けた後、それまでの甘い考え方を変えることができた生徒が中学生らしくなっていくのです。

 というわけで二学期はそれぞれの学年にとってたいへん重要な学期です。今はその大事な二学期のど真ん中なのですよ。しっかりとしないといけません。

 

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