TETSU JUKU

塾業界や教育業界の問題に迫ります。

夏祭りと塾

「先生、次の土曜日、地元のお祭りなので塾を休んでいいですか?」

 

これからの時期には何度かこういうことを尋ねられます。対応が難しいケースです。塾側としては、「休んで祭りに行きなさい」なんてことは大きな声では言えません。かと言って、「何を言ってるんだ、祭りに行っては行けません」ということも言えません。

 

 これについては、いろいろな意見があるでしょう。熱心な真面目な若い先生は、塾を最優先するように指示することが多く、時に軽い衝突みたいなものがあります。「祭りのために塾を休むなんて、もっての他だ、勉強が一番に決まっているだろう」と言わんばかりの様子の先生も見てきました。自分も若い頃は、どちらかと言えばこういうタイプだったと思います。しかし、夏祭りもたいへん重要な行事であり、自分が所属する地元の祭りであれば、準備や運営を手伝うこともあり、時には中心人物のなることもあるかもしれません。運ただ単に遊びに行く人もいますが、重要な役目を果たす人もいるのです。

 

仮に、完全に遊びで祭りに行くとしても、それほど悪いことだとは思いません。一年に一回のことですし。ただ、休んだところは何もせずに放っておくのはいけません。できるだけ自分で解決をして欲しいものです。

 

熱心な若い先生は「祭りに行く=やる気がない」と短絡な思考をする方も多いのですが、状況を察知した上で対応してあげてほしいですね。

生徒の中には祭りよりも勉強を重視する生徒もいます。しかし、友達との交流や夏祭りに対する気持ちが勉強よりも上回る人もいます。価値は人によって様々ですが、しっかりと考えて行動すればいいと思います。何も考えないのはいけません。

 

ですから、祭りを選択するのであっても、一度は塾とお祭りを天秤にかけて考えること、先生には嘘をつかずに正直に言うこと、休んだ分はできるだけ自分で補うこと、を意識して実行することが大事だと思います。

 

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さて、おかげさまで、第2回説明会は盛況に終わりました。

今後は一斉の説明会はございません。個別対応をさせていただきますので、夏期講習会・入塾をご検討の方はご遠慮なくお申し込みください。

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